100年の時を越えてクラフトサケ醸造所復活へ!岩手県紫波の国指定重要文化財「日詰平井邸」の挑戦 #日本酒 #重要文化財 #岩手県


日詰平井邸醸造所で造るのは、日本酒と同じく「米と水で醸したお酒」です。私たちが培ってきた日本酒の製造技術をベースとし、紫波の風土を表現する副原料を加えたクラフトサケ(※)をみなさまにお楽しみいただくため、2つのラインナップを計画しています。

Re:vive(リヴァイブ)
米と米麹で仕込んだもろみの一部に、紫波の特産であるもち米の発芽玄米麹を加え発酵させます。

もち米は、日本酒造りにおいては取り扱いが困難で、一般的にはあまり使用されません。しかし、適切に処理をすることでうるち米に比べて糖化しやすいという特長があります。さらに、精米しない玄米を発芽させることで、米に含まれる栄養分を無駄なく酵母に供給し、発酵を促すことができます。仕上がったお酒は日本酒に極めて近い香味を持ちながら、特有のふわりとした豊かなニュアンスを持っています。白米に低精白米を使用した「空我-くうが-」と高精白米を使用した「無涯-むがい-」の2種類。また、ラインナップ名の由来になった「revive」は「復活」を意味しており、「re + vive」から成り立つ言葉です。酒造りとは米や麹菌、酵母、そして人間などの様々な生命の営み(=vive)が凝縮し、調和させることであるという考えを大切にしております。

layer(レイヤー)
Re:vive を基本とし、紫波の特産である果物をもろみに加え、スパイスやハーブ、ウッドチップなどを添えて自由な発想で醸造します。

日本酒の製法では認められていない多様な副原料を発酵に取り入れることで、既存の概念に囚われない新しい味わいのお酒をお届けすることができます。今回は紫波を象徴するフルーツのひとつであるブドウを採用予定。リキュールのように、できたお酒に副原料を合わせるのではなく、醸造段階で一緒に発酵させることで、幾層にも重なり合った奥行きのある味わいを実現できることが醸造酒の醍醐味と捉え、「layer(層)」と名付けました。

※クラフトサケとは:日本酒の製造技術をベースに、日本酒では法律的に製造することができない自由な製法によって酒造りを行う新しいジャンル。日詰平井邸醸造所が造るお酒の税法上分類は「日本酒(清酒)」ではなく「その他の醸造酒」です。

■応援購入金額の使い道
みなさまからお預かりした応援購入金額は、下記2つに代表される創業資金に活用いたします。

・お酒の開発について
岩手県工業技術センターなど研究施設との共同研究によってお酒の香味を磨き上げていきたいと考えております。極めて少量の仕込を複数試験し、紫波の風土を最もよく表現することができる一本を探っていきます。

・醸造所の設備について
日詰平井邸醸造所では、お米だけでなく果物など旬の違うさまざまな原料を取り扱うため、年間を通して安定した醸造が可能な設備を整える必要があります。特に、お酒造りで求められる緻密な温度管理を実現するため、通年で安定した温度環境が可能な発酵設備を検討しています。

■実施スケジュール

2023年2月 プロジェクト実施
同年4月 種蒔き
同年5月 田植え
同年7月 醸造所工事開始
同年9~10月上旬順次 醸造機器搬入、稲刈り
同年10月下旬~11月上旬 醸造所稼働開始、初仕込体験会※後述リターン
同年11月下旬 初搾り、瓶詰
同年12月上旬順次 リターン発送

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