【空き家リノベ体験記】~普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベしてみた~ 第50回 日本の家は寒い #リノベーション #空き家

「独身だけど自分の家が欲しい。」「家賃を払い続けるのはもったいない。」そう考えるシングルが増えているそうです。一方で、「そうは言っても先立つ物が。」「この先何十年もローンが払えるんだろうか?」そんなお金の不安もついて回ります。築古の空き家を買ってリノベすれば、新築と比べて低コストで家が手に入る、と言われています。そうはいっても空き家って怖い、と二の足を踏む人も多いのではないでしょうか。

そこで、空き家をリノベしようか?と悩んでいる方に少しでも参考になればと、この記事では普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベした経験から、実際に何をして何を考え、結果どうなったかを紹介しようと思います。

前回の記事
第49回 リノベでIoT住宅に?

目次

日本の家は断熱性が低い

外が寒い季節に、家の中を暖かく保つためには、暖房で部屋を暖めることと、その熱を家の外に逃がさないこと。この2点が必要です。外に逃げていく熱と暖房の熱、これが釣り合っていれば室温を保てますが、逃げる熱の方が多いと部屋が寒くなってしまいます。暖房を強めてさらに部屋を暖めないとならず、その分、余分に光熱費が必要になります。

住宅の暖かさの鍵を握る断熱性能ですが、各国で住宅の断熱性能の基準が設けられています。日本でも住宅の断熱基準は設けられていますが、その基準は先進国では最低水準です。また、他のG7諸国では断熱性能は義務化されていますが、日本の基準は義務ではありません。さらに、今の基準が設けられたのは1999年であり、それ以前の住宅はさらに低い断熱性の場合がほとんどです。

その一方で、空調に使うエネルギーで比較すると、日本は他の先進諸国と比較して少ない傾向にあります。これは、世界的には24時間全館空調が一般的なのに対して、日本では人が居る時間に居る部屋だけを暖める部分間欠運転が一般的だからだそうです。

熱は窓から逃げる

冬の住まいでは、熱の50%近くが窓やドアなどの開口部から逃げていきます。日本では古い基準で作られた、アルミサッシ+単板ガラスの窓が一般的です。さらに古い家になると、気密性のほとんど無い木製サッシの窓の場合もあり、こうなると断熱性は期待できず、ほぼ外と変わらない状況になります。

暖房効率を考えれば、リノベの際に古いアルミサッシの内側に樹脂の内窓をつけるのがいいのですが、内窓に関してはその気になればDIYでも取り付けが出来るので、敢えてリノベ工事には組み込みませんでした。ちなみに、DIYでやらなくても内窓の設置だけでしたら、単独の工事で最短1日で出来ますし、窓リノベには補助金も出ます。

窓から逃げる熱で暖房効率がどれくらい変わるのか?

窓リノベを検討する前に、古い窓からどのくらい熱が逃げていて、どのくらいの光熱費になっているか、試してみました。窓やサッシに断熱シートを貼りつけるなどして簡易的に断熱性能を高め、更に雨戸も閉めて、出来る限り窓から逃げる熱を減らした状態で、エアコンの消費電力がどれくらい減るのかを確認しました。消費電力の確認は太陽光パネルを設置する際に合わせて設置した、スマートモニターで行っています。

断熱の処置をする前の状態では、家全体で消費電力が1.1kWでした。その後、断熱の処置を大急ぎでした後は、消費電力は0.9Wになりました。この間、シートを貼ったり雨戸を閉めたりと30分くらい時間がかかっており、その間に外気温等の変動もあるので、△0.2kWが全て窓の断熱の効果とは言い難いのですが。実際に内窓を設置すると、簡易的な断熱よりも効果が出るはずなので、0.2kW以上の効果はあると考えられそうです。

仮に、0.2kW消費電力が減ると、1kWhあたり30円として、1日10時間暖房を使うと月々1,800円。24時間なら4,320円くらいの光熱費の節約になることになります。内窓の取り付けに1面あたり5万円~の費用がかかることを考えると、10年はかからず元はとれそうです。

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