- 物件の内覧時にもっと注意すればよかったことは「静かさ・防音対策」
続いて「内覧・内見時にもっと注意すればよかったこと」を聞いたところ、1位は「静かさ・防音対策(81人)」でした。
2位「部屋の採寸(63人)」、3位「水回りの使い勝手・古さ(48人)」、4位「配線・コンセント(47人)」、5位「日当たりの良さ(45人)」と続きます。
「静かさ・防音対策をチェックしておけばとよかった」と答えた人が多数。静かさは内覧・内見時にしか体験できないからでしょう。
また「内覧・内見時に最も重視したこと」で上位に入らなかった項目としては、「部屋の採寸」「配線・コンセントの位置」「近隣住人のようす」などが挙がっています。
<1位 静かさ・防音対策>
・電車の走行音について。内見中は会話しながらだったのであまり気にならなかったが、いざ住んでみると音が気になり、もう少し注意を払えばよかったと後悔(25歳 男性)
・防音がしっかりしているか。隣や廊下からの音が響かないか、よく確認すればよかった(41歳 男性)
・上の階や隣の音を気にしながら内覧すればよかった(53歳 女性)「内覧時には気にならなかったが、住み始めてから騒音に悩んだ」という人も多数。内覧時に気にならなかった理由としては「内覧時は隣が留守・空室だった」「内覧日が土日祝日で、周辺の工場が休みだった」などが考えられます。
音をしっかりチェックしたい方は、面倒でも「昼と夜の2回見学する」「土日だけではなく平日にも見学する」といった工夫をしてみてはいかがでしょうか。
<2位 部屋の採寸>
・メジャーでありとあらゆる場所のサイズを測って、きちんと記録しておくこと(26歳 女性)
・カーテンの寸法を測っておくべきだった(38歳 男性)
・入口の高さと幅をしっかり測っておけばよかった。冷蔵庫がギリギリ入るか入らないかだったので(45歳 男性)採寸しておかないと、家具がうまく設置できなかったり搬入できなかったりします。
そのため「ドア・廊下の高さ・幅」「洗濯パン」「窓(カーテン)」「冷蔵庫の設置場所」などのサイズは、内覧・内見時に測っておくのがおすすめです。
<3位 水回りの使い勝手・古さ>
・実際に使うことを想定して、台所や洗面所に立ってみたらよかったと思っています(34歳 女性)
・水回りはすべて新品だったが、元の水道管が古いために錆水が出てしまう。見えるところ以外ももう少し詳しく確認しておくべきだった(41歳 男性)
・給湯設備や水道は、実際にお湯などを出してみればよかった(50歳 男性)水回りの綺麗さはチェックする人が多いものの、実際に水を出してみる人は少ないのではないでしょうか。そのため「入居してから、水圧の低さや排水の悪さに気づいた」という声が多数。
内覧時に不動産屋さんに「水を出してみてもいいですか」と聞いて、確認しておきたいですね。内覧・内見時に不具合が見つかれば、入居までに修理してもらうよう頼むことも可能でしょう。
<4位 配線・コンセントの位置>
・コンセントの数や位置(38歳 男性)
・古い物件だったのでトイレにコンセントがなく、ウォシュレットが付けられなかった。トイレのコンセントまで見ていなかった(40歳 女性)
・電気の配線やコンセントの位置をよく見ればよかったと思いました。延長コードが必要になったり、思う位置に家具がおけなかったりするからです(50歳 女性)欲しい場所にコンセントやテレビのアンテナ端子がないと、家電の配置に苦労します。
そのため内覧・内見時には、家電の設置場所をイメージしながらコンセントの位置を確認するのがおすすめです。
ガスファンヒーターを使いたいならガス栓、光回線を使うなら光コンセントの位置もチェックしておきましょう。
<5位 日当たりの良さ>
・西日の入り方の確認。思っていたより西日が入り、夕方暑かったりまぶしかったりした(29歳 女性)
・駐車場の日当たり。雪が降る地方なので、日当たりが悪いと車に積もった雪が溶けずに凍る(33歳 女性)
・子ども部屋の日当たり(44歳 男性)内覧・内見時に日当たりをチェックする人は多いですが、「チェックしたのはリビングの日当たりだけ」「西日のことを考えていなかった」というケースもあるようです。また天気が悪い日や夜に内覧・内見し、日当たりをチェックできないケースもあるでしょう。
そのため「時間帯を変えて何度か見ておけばよかった」というコメントが寄せられています。
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