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「仲介手数料の安さ」を重視すると住まい探しに不満が残る傾向に。不動産会社の掛け持ち件数「2.2件」など住まい探しの実態を発表。【LIFULL HOME’S 住まい探しの満足度に関する調査】
事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証プライム:2120、以下LIFULL)が運営する日本最大級の不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は、全国の賃貸・売買における住み替え経験者それぞれ400名、計800名を対象に、「住まい探しの満足度に関する調査」を実施した。
- ■住まい探しの失敗・成功ポイント
- 現在居住中の自宅の満足度は「平均74.0点」。不動産会社での住まい探しの満足度は「平均72.8点」。自宅の満足度が高い人でも、15%の人が住まい探しに不満を感じていた。
- 住まい探しに満足した人の理由、第1位は「不動産会社の担当者の対応が良かった」。一方、不満を感じた人は「紹介された物件の数が少なかった」が第1位に。
- 住まい探しで重視するポイントのTOP3は、「立地」「間取り」「想定の予算」。男女差を比べると、女性の方が住まい探しに求めるポイントが約1.2倍あることが判明。
- 住まい探しでの不動産会社の掛け持ち件数は「平均2.2件」、物件の検討数は「平均4.1件」、物件の内見件数は「平均3.5件」。検討期間は「平均46.4日」、賃貸・売買で差があり、賃貸「平均17.1日」、売買「平均75.7日」。
- 不動産会社を選択する上で最も重視するポイントTOP3は、「営業担当者の対応」「物件数の多さ」「仲介手数料の安さ」。「仲介手数料の安さ」を重視すると、住まい探しに不満が残る傾向に。
- ■大きな買い物の際は「営業担当者の対応・相性」が重要と感じるが、相性は9割の人が“運”と感じている。
- 買い物の際、営業担当者の対応・相性が重要だと感じる人は約8割。住まい探しでは9割に。
- 営業担当者との相性は運だと思っている人は約9割。これまで、営業担当者の対応・相性が悪く、ストレスや不満を感じたことがある人は半数以上。
- 営業担当者の対応・相性を重要だと感じるシーンのTOP3は、「家を購入する(借りる)とき」 「車を購入するとき」「保険を選ぶとき」。
- ■専門家が語る住まい探しのポイント!「運任せの“営業担当者ガチャ”にならないために・・」
- 住まい探しの失敗・成功ポイント
・現在住んでいる自宅の満足度は「平均74.0点」。不動産会社での住まい探し時の満足度は「平均72.8点」。
自宅の満足度が高い人でも、15%の人が住まい探しに不満を感じていた。
全国の賃貸・売買による住み替え経験者に、『現在住んでいるご自宅の満足度』を0~100点の数値で尋ねたところ、全体の平均は74.0点(賃貸平均:70.5点/売買平均:77.4点)でした。
また、同様に『不動産会社での住まい探しの満足度』は、全体の平均は72.8点(賃貸平均:69.6点/売買平均:76.0点)となりました。現在の自宅の満足度が高い(賃貸・売買それぞれ平均点以上)の人のうち、15.1%の人が、住まい探しには不満を感じていた(賃貸・売買それぞれ平均点未満)ことが分かりました。