また、不動産会社での住まい探しの時の満足度別に見ると、不満を感じていた人は「仲介手数料が安いこと」を、満足していた人に比べて10%以上重要と感じており、「仲介手数料の安いこと」を重視すると、最終的に住まい探しに不満が残る傾向があることが分かりました。
- 大きな買い物の際は「営業担当者の対応・相性」が重要と感じるが、相性は9割の人が “運”と感じている。
・買い物の際、営業担当者との対応・相性が重要だと感じる人は約8割。住まい探しでは9割に。
『住まい探しや、住まい探し以外の買い物の際においても、営業担当者との対応・相性が重要だと感じるか』を尋ねたところ、『住まい探し以外』で、約8割(77.9%)の人が「重要だと感じる(そう感じる39.8%、ややそう感じる38.1%)」と回答しました。また、『住まい探し』に限定すると、「重要だと感じる」人は9割(92.0%、そう感じる60.5%、ややそう感じる31.5%)となりました。
・営業担当者との相性は運だと思っている人は約9割。これまで営業担当者の対応・相性が悪く、ストレスや不満を感じたことがある人は半数以上。
『営業担当者との相性は、会ってみないと判断できない運と思うか』を尋ねたところ、約9割(88.9%)の人が「思う(そう思う37.5%、ややそう思う51.4%)」と回答しました。加えて、『これまで営業担当者の対応・相性が悪く、ストレスを感じた・買い物に不満を感じた経験があるか』を尋ねたところ、半数以上(53.6%)の人が「不満を感じた経験がある」と回答しました。
・営業担当者の対応・相性を重要だと感じるシーンTOP3は、「家を購入する(借りる)とき」「車を購入するとき」「保険を選ぶとき」。
『営業担当者との対応・相性が重要だと感じた(感じそうな)シーン』を尋ねたところ、TOP3は「家を購入する(借りる)とき(80.4%)」、「車を購入するとき(46.8%)」、「保険を選ぶとき(45.3%)」という結果となり、大きな買い物をする際は営業担当者との対応や相性を重要と感じている傾向にあることが分かりました。
調査結果から、住まい探しを含む買い物をする際に営業担当者の対応・相性が重要だと感じる一方、その相性の良い担当者と出会えることは“運”と思っており、営業担当者との相性が悪いことが原因で、ストレスや不満を感じたことがある人が半数以上いる実態が明らかになりました。家や車など大きな買い物する際には、相性が良いと感じる担当者との出会いがストレスのない満足感が高くなると考えられます。