買い替えのための不動産売却の傾向は?不動産売却の検討者・実施者アンケートから分析 #買い替え #不動産売却アンケート #首都圏

【SUUMO副編集長からのアドバイス】ライフステージによる住み替えのコツ
子どもの成長や独立など、ライフステージの変化に伴って住み替えをする場合、それぞれの状況に応じて考えるべきポイントがあります。効率よく売却してスムーズに次の生活に移行するためのコツをSUUMO副編集長の笠松 美香がアドバイスします。
<子どもの成長による住み替え>
今の生活環境やお友達との関係を変えずに住み替えたい場合、物件のエリアはおのずと決まります。しかし、子どもに公立以外の学校を受験させる場合、通う学校が決まってから入学するまでの間に売却・住み替えを、というのは現実的に難しいでしょう。先を見越して、子どもの進学前に、または進学後落ち着いてからの住み替えを検討するのがおすすめです。
<退職や子どもの独立による住み替え>
退職や子どもの独立を機に、住み替えを考える場合もあります。老後に向けての住み替えはタイミングが大事。60代まではまだまだ元気な人も多いですが、70代以降になると、日常生活を送る分には元気でも、住み替えとなると腰が引ける人も増えるようです。住み替えは心身共にものすごくパワーが必要なもの。特に年齢を重ねると新しい生活に慣れることも難しくなるで、いつかはコンパクトで便利な場所にと考えるなら、できるだけ早いうちに動き始めるのが良いでしょう。


■ 住み替え先は「新築、一戸建て、駅近にこだわらない」傾向に
住宅購入検討者の調査によると住み替え先は「新築」「中古」どちらを希望したかでは、「ぜったい新築」「どちらかといえば新築」と回答した人が減少傾向にあることがわかりました。過去の調査と比べると、1年で約10ポイントダウン。一方、「どちらでもよい」という人は1年で10%ポイントアップし、中古物件も検討する人が増えていることがうかがえます。

住み替え先は「一戸建て」「集合住宅」どちらを希望したかでは、全体では「ぜったい一戸建て」が27.1%、「どちらかといえば一戸建て」が31.6%と、一戸建て希望者が過半数となりました。20代では「どちらでもよい」が最も高く41.6%となりました。

住み替え先を選ぶとき「広さ」「駅からの距離」どちらを重視したかでは、全体では「広さ」を重視した(ぜったい広さ+どちらかといえば広さ)49.0%、「駅からの距離」を重視した(ぜったい駅からの距離+どちらかといえば駅からの距離)は30.8%と、広さを重視した人が多かったことがわかりました。年代別に見ると、20代・30代のほうが「広さ」にこだわる人が多く、年代が上がるにつれ、「駅からの距離」を重視した人が多く見受けられました。

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