不動産会社を利用するときに重視することに関する意識調査
株式会社AlbaLink(本社:東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)は、全国の男女500人を対象に「不動産会社を利用するときに重視することに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにした。
全国には大手から地域密着型まで、数多くの不動産会社があります。そのため物件を探す際に「どの不動産会社を利用すればいいのだろう」と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回、株式会社AlbaLink( https://albalink.co.jp/ )が運営する訳あり物件買取プロ( https://wakearipro.com/ )は、全国の男女500人を対象に「不動産会社を利用するときに重視すること」についてアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査対象:全国の男女
調査期間:2022年12月27日~2023年1月7日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性308人/男性192人)
回答者の年齢:10代 0.2%/20代 21.6%/30代 38.4%/40代 24.4%/50代 13.2%/60代 2.2%調査結果サマリー
・不動産会社を利用するときに重視すること1位は「担当者の対応力・人柄」
・大手と地域密着型なら「地域密着型の不動産会社がいい」人が多め
・地域密着型不動産会社のメリット1位は「地元の情報が豊富」
・大手不動産会社のメリット1位は「物件数が多い」
・不動産会社の情報は「口コミで調べる」が1位
- 不動産会社を利用するときに重視すること1位は「担当者の対応力・人柄」
男女500人に「不動産会社を利用するときに重視すること」を聞いたところ、1位は「担当者の対応力・人柄(211人)」でした。2位「有名・大手であること(150人)」、3位「物件の多さ(96人)」、4位「口コミがいいこと(66人)」と続きます。
「担当者の対応」「知名度」「口コミ」などを参考に、不動産会社が信頼できるかどうか見極めたいと考えている人が多いとわかります。
「物件の数や質」や「コスト」よりも、安心して契約できるかを重視している人が多いようです。
<1位 担当者の対応力・人柄>
・担当者が幅広い知識をもっており、レスポンスが速いこと(28歳 女性)
・担当者の人柄がよく、話しやすいこと(38歳 男性)
・担当者が親身になってくれること(51歳 女性)丁寧かつ誠実に対応してくれる担当者なら、安心して物件探しや事務手続きを任せられます。
反対に担当者の態度が悪かったり頼りなかったりすると、いい物件でも「契約したくない」「他の不動産会社に頼もう」と感じる人も多いのでしょう。
営業担当者だけではなく、店舗スタッフ全体の雰囲気を重視するという人もいました。
<2位 有名・大手であること>
・大手不動産会社か、大手グループに属した会社であること(28歳 女性)
・知名度がある不動産会社かどうか(30歳 女性)
・知名度が高いと安心なので、利用するときはかなり考慮します(52歳 男性)「名前をよく知っている大手であれば安心」と感じる人が多いとわかります。大手であれば実績が多いですし、アフターフォローにも期待できるからでしょう。
また多くの支店があれば、どこに住んでいても利用しやすいというメリットもあります。
<3位 物件の多さ>
・取り扱っている不動産の数が多いこと(39歳 女性)
・紹介できる物件数が多いこと(43歳 男性)物件情報は不動産業者間で共有されているので、他社が管理している物件でも紹介してもらえるケースが多いです。そのため基本的には、同じ地域内で「紹介できる物件数が極端に多い不動産業者」「極端に少ない不動産業者」はないと考えていいでしょう。
ただ、自社管理物件が多い不動産会社には「大家さんと家賃や設備について交渉しやすい」「よく知っている物件が多い」というメリットはあります。
<4位 口コミがいいこと>
・その地域に住んでいる(または住んでいた)知人が利用していて、評判が良いこと(46歳 男性)
・悪い噂がないこと。ネットで調べます(54歳 男性)ネットで検索したり知り合いに聞いたりして、不動産会社の評判を調べる人が多数。口コミへの返信を見て「丁寧で信頼できそうだな」と感じることもあるでしょう。
口コミがよければ利用へのハードルは下がりますし、低評価の口コミが多ければ避けたくなりますよね。
<5位 地元密着であること>
・古くから地元で営業していること(39歳 女性)
・住みたい地域に店舗を構える不動産会社で、極力非大手の不動産会社を優先して選んでいます(45歳 男性)
・地域の情報に詳しいこと(59歳 女性)土地勘のない地域で家を探す場合には、地域密着型で地元情報に詳しい不動産会社を選ぶ人も多いようです。例えば「治安」「住環境」「人気の学区」などを事前に教えてもらえると助かりますよね。
担当者が該当エリアに住んでいたり、長く同じ場所で営業していたりすると、リアルな情報を教えてもらえる可能性が高まります。
また地元密着型の不動産業者は大家さん・地主さんとのつながりが強く、費用などの交渉もしやすくなります。
<6位 物件の質がよいこと>
・魅力的な物件があること(32歳 女性)
・ある程度インターネットで調べて、気になる物件を取り扱っている会社に連絡する(39歳 女性)
・ほしい土地・物件を扱っている会社(50歳 男性)最近ではいきなり不動産会社に行くのではなく、まず不動産ポータルサイトなどで物件を探す人も多いですよね。そのため不動産会社の規模などにはあまりこだわらず、「気に入った物件を扱う業者に連絡する」という人も多くなりました。
キレイで新しい物件をサイトにたくさん掲載している会社なら、「話を聞いてみたい」と思うでしょう。
<7位 信頼できること>
・信用できる会社であること(31歳 女性)
・信頼度が高いこと(48歳 女性)不動産の取引は、売買でも賃貸でも「金額が大きくなる」「アフターサポートも重要になる」といった特徴があります。そのため信頼できる会社かどうかを重視する人が多くなりました。
信頼できるか判断するために、「担当者の対応」「口コミ」「知名度」などを参考にしている人も多いと思われます。
- 「地域密着型の不動産会社が良い」が56.8%
「大手と地域密着型なら、どちらの不動産会社がいいですか」と聞いたところ、「地域密着型の不動産会社」を選んだ人が56.8%で、やや多くなりました。
「地元の情報に詳しい」といった点に魅力を感じている人が多いのでしょう。
ただし「どちらかというと地域密着型がいいけれど、信頼できるならどちらでもいい」という意見も。
規模にはこだわらない人もいるようです。