「独身だけど自分の家が欲しい。」「家賃を払い続けるのはもったいない。」そう考えるシングルが増えているそうです。一方で、「そうは言っても先立つ物が。」「この先何十年もローンが払えるんだろうか?」そんなお金の不安もついて回ります。築古の空き家を買ってリノベすれば、新築と比べて低コストで家が手に入る、と言われています。そうはいっても空き家って怖い、と二の足を踏む人も多いのではないでしょうか。
そこで、空き家をリノベしようか?と悩んでいる方に少しでも参考になればと、この記事では普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベした経験から、実際に何をして何を考え、結果どうなったかを紹介しようと思います。
前回の記事
第42回 照明計画を考える
カーテンで部屋の雰囲気づくり
購入する空き家を決めたら、リノベのプランを作ることになるわけですが。その際に、部屋のイメージを考える上で、照明と並んでキーポイントになるアイテムが、カーテンです。比較的面積が大きいため、カーテンの色が変わるだけでも、部屋のイメージはガラリと変わります。
照明器具と違って、カーテン自体は工事への影響はないので、すぐに決めなくてはいけないわけではないですが、遅くとも、入居のタイミングではカーテンが用意できていないと困ってしまいます。また、カーテン自体は入居の際にあればいいですが、カーテンレールやロールスクリーン、ブライド等は、工事に組み込む必要があるので、リノベのプランを具体的に作る際には、おおまかなイメージは決めておいた方がいいでしょう。
カーテンで部屋の雰囲気がガラリと変わる、ということは、逆に考えれば、部屋のイメージチェンジをカーテンを変えるだけで出来る、とも言えます。難しく考えずに、とりあえず試してみて、イメージが違ったら別の物にする、くらいの心持ちで考えればいいのかなと思います。
和の雰囲気にあうカーテン?
私の家の場合、古い家の雰囲気を活かした和モダンな内装にしよう、と漠然と考えていたわけですが。では、いざどんなカーテンがいいかと考えると、よく分からない、というのが本音です。
そもそも、古い和室にはカーテンがなく、代わりに障子があることがほとんどです。なので、古い障子があるなら、骨組みはそのまま活かして、障子紙だけ新しく機能性の高い物に張り替えるのが良さそうと思ったのですが、もとから障子がありませんでした。ですが、何故かカーテンレールもありません。元の持ち主はどうしていたのか気になるところです。
さすがに、新しく障子を設えるのは高くつきそうです。とはいえ、普通のドレープカーテンにしてしまうと、洋の雰囲気が強すぎる気がします。それで、いろいろと調べてみたところ、ロールスクリーンが適度にモダンで、かつ和の雰囲気を邪魔せず良さそうな感じがしました。
和の雰囲気の色使いと素材感
和の雰囲気づくりに大切なのは、自然素材っぽさなのだそうです。そのため、ビビットな色使いだったり、ツルツルしたりテカテカしたりといった素材感は、あまり合わないようです。色使いはナチュラルカラーで、素材は和紙や麻などの自然素材を使うと、和モダンの雰囲気にピッタリだと思います。
ロールスクリーンを使うことにしたので、リノベ工事の際、カーテンレールはつけませんでした。その代わり、ロールスクリーンを吊り下げるためのフック(折れ釘)をホームセンターで買ってきて、自分で取り付けました。因みに、カーテンレールはDIYで比較的簡単に取り付けが出来るので、もし模様替えがしたくなってもやりようはあります。
過去の記事
第40回 1人暮らしに一軒家は広くない?②
41回 交通利便性で立地を考える
第42回 照明計画を考える
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