住宅ローン審査と転職の関係性についていただいた意見
- 転職後1年以内に借入を希望したため、金利・諸費用面で好条件と考えていた金融機関の申込条件(勤続2年以上)に該当できず、やむなく他の金融機関にて借入をした
- 転職したばかりという事で信用性が無く数社のローン会社の審査に通らなかった
- 有名な銀行で金利のいいローンに申し込んだが通らなかった。年収などその他の部分は問題なかったので、転職が原因だと思い、後悔した。
- 他業界への転職になったため、キャリアアップとみられず単独名義での借入が難しかった
- 転職のせいで年収が不安定とのことでローン不採用となった
- ロ―ン審査の時に不動産屋さんから勤続年数が長い方が良いと言われた
- 転職経験があったせいか希望する銀行では審査が通らなかった。また借り換えの際にもメインバンクでは審査が通らなかった。
- 転職経験はあるが、問題なく審査に通った経験がある
- そこそこ大きい会社から同等の会社への転職だったのでローンに不利に働くことはなかったです
- 転職経験はあったが希望額が借りられた
「直近で転職したばかりでローン審査が通らなかった」という意見が多い一方で、「転職経験があっても問題なく審査は通った」という意見もありました。
住宅ローン借入前に転職した31人に、転職経験の審査への影響について聞いた結果は次の通りです。
●住宅ローン審査の時、転職経験で不利になることはありましたか?
不利になった 10人 不利にならなかった 21人 n=31
半数以上が「不利にならなかった」と答えていますが、「不利になった」と感じている人もいます。ただ住宅ローンの審査は転職前後の年収など、個人の状況にも大きく左右されるものですから、一概に「転職=住宅ローン審査に不利ではない」とも言えません。
住宅ローン審査前の転職は、審査に影響を与える可能性が少なからずあるため、審査のことだけを考えるなら借入後に転職の方がいいかもしれません。
ただ借入後に転職した人からは、次のような意見をいただいています。
住宅ローン借入後に転職した人の意見
- 転職後二年くらいは収入が安定しなかったので生活に負担があった。
- 転職以前はボーナス払いをしていましたが転職を機にボーナス払いを無くしました。転職後のボーナス払いが心配だったと言うよりはボーナス払い自体を辞めたかったからです。乗り換え後の金利によってはボーナス払いを無くしても月々の支払いがほぼ変わらずに済みました。
- 転職して多少は収入が下がったが、将来設計をする上での想定の範囲内だったので、特に変わらず支払っている。
- 転職後もほとんど収入が下がらなかったので、以前と変わらず払っている。
- 支払は続けているが給料が激減してカツカツの生活を送っている
- 特に変化はなかったがボーナスが出る会社だったので少しはゆとりが出た
- 1年半近くは職に留まりながら家計のやりくりして支払いは継続したもののこのままでは厳しいと考え、再転職した。転職後は、新卒採用時に入社したレベルまで年収は増加しており、今のところは負担は軽減されている(家計の支払い全体としては依然厳しいものの)
- 転職後は収入も増え、支払いに関しての不安は無くなりました
転職後の収入の増減によって、状況は変わるようです。
転職後に収入が増えた、または収入が変わらなかった場合は、これまでと変わらず返済していける人が多くいました。
ただし転職後に収入が減った場合、どうにか返済は続けているものの生活が厳しいという意見がみられます。
確かに転職は最も収入に変化が起きやすいものですが、転職しなかったとしても企業の状況や経済情勢によっても収入減少の可能性はあります。
住宅ローンの借入前は様々な状況を加味した上で、収入が減っても生活に影響がない返済プランを考えておくことが重要と言えるでしょう。
返済プランを考えるときの参考として、現在返済中の人に毎月の支払額とボーナス払いの有無について聞いています。詳細を確認してみましょう。
人には聞きづらい住宅ローン、月にどれくらい払ってる?住宅ローンと転職の関係性についても聞いてみた! #住宅ローン #アンケート #調査
2023年2月24日
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