東京都内にある企業の立地情報と、それに準じた支援制度を無料で相談・紹介する「東京都企業立地相談センター」が都内で活躍している『株式会社ハレガケ プランニングディレクター鶴見佑介氏』に事業内容、今後の展望などについて語ってもらった。
近年、すっかり身近になった「謎解き」。個人の知識やスキルは関係なく、“ひらめき”で楽しめるのが醍醐味です。とりわけ、次々に現れる謎を解くことで物語が展開していく「謎解きゲーム」の普及は目覚ましいものがあります。
「お祭りが日常に。」をコンセプトに、謎解きゲームを中心とした体感型ゲームの制作、プロデュースをする株式会社ハレガケ(謎解きブランド名「NAZO×NAZO劇団」)。直近の5年間で300本以上と、制作実績は業界トップクラス。リアルやオンラインのイベント制作にとどまらず、自社商品開発や企業向けサービスを幅広く展開しています。
謎解き市場をけん引してきた同社の事業内容や今後の展望などを、プランニングディレクターの鶴見佑介氏に伺いました。株式会社ハレガケは、2013年11月に現・代表取締役の黒田洋介氏が起業した会社です。起業する前から楽しく学べる方法を提案したいと、若手社会人向けにゲーム形式の学習イベントを開催していた黒田氏。イベントを企画するなかで、自分自身で考え、動き、ゲームを進めるなど、参加者自身が主人公になる要素が強い“謎解き”に強く惹かれ、謎解きゲームを主軸とした事業を立ち上げたといいます。
「社名は、お祭りという意味がある“ハレ”と、日常を意味する“ケ”に由来し、『お祭り(ハレ)が日常(ケ)』になるという意味が込められています。我々が大事にしているのは“主人公体験”。体感型のゲームを通じて、参加者自らが頭と体を使い、物語を動かしていき、主人公として活躍できる舞台作りを目指しています」(鶴見氏、以下コメントすべて同)
都内のバーや居酒屋を貸し切って謎解きイベントを実施するところからスタートしたハレガケは、1年後には横浜大さん橋国際客船ターミナルやよこはま動物園ズーラシアで開催するなど、徐々に法人向けへと事業を展開。全国統一のイベントなども手がけ、東京と大阪が中心だった事業エリアは、今や日本全国に拡大しています。