2022年に起きた自然災害の振り返りとともに学ぶ、意外と知らない“火災保険” #火災保険 #保険料 #火災保険補償

  • 近年増加する台風や豪雨被害により値上がりする火災保険、地球温暖化との関係は!?

  火災保険の保険料値上げに大きな影響を与えているこうした自然災害は、今後も増加していくことが予想されています。その要因の一つが地球温暖化による気候変動です。

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書(※2)によると、“20世紀末頃(1986年~2005年)と比べて、有効な温暖化対策をとらなかった場合、21世紀末(2081年~2100年)の世界の平均気温は、2.6~4.8℃上昇、厳しい温暖化対策をとった場合でも0.3~1.7℃上昇する可能性が高くなります。さらに、平均海面水位は、最大82cm上昇する可能性が高いと予測されています。”と発表しています。

 損害保険における参考純率と基準料率の算出などを行う損害保険料率算出機構が公開する「地球温暖化で変わる台風リスク(※3)」によると、同機構は文部科学省主導の気候変動研究プログラムで作成された「d4PDF」という4℃上昇実験のデータに基づき、専門家とともに数万回のシミュレーションを行い分析した結果から、将来の台風による火災保険の損害額の影響を推定しています。その結果、地球温暖化が進んだ場合、“台風の年間発生は減少し、台風の中心気圧がより低下する(強くなる)見込みです。その結果、台風(風災)による全体の損害額は今よりも増加する可能性が高いと考えられます。”と評価されてます。

※2:環境省「地球温暖化の現状」 https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/ondanka/
※3:損害保険料率算出機構「地球温暖化で変わる台風リスク」 https://www.giroj.or.jp/publication/accident_prevention_report/climate_change_2.html

  • 自然災害に備えた適切なリスク把握のススメ

  今後も日本各地で自然災害が増加していく可能性が高いと考えられるなか、火災保険の補償内容が不足していると、自然災害による大きな損害を受けても十分な補償を受けられないことがあるため、お住まいのリスクにあわせて補償内容を見直すことが重要です。

 最後に、火災保険の見直しの流れやポイントを簡易的にまとめた“火災保険見直しフロー&チェックポイント”をご紹介します。

2022年に起きた自然災害の振り返りとともに学ぶ、意外と知らない“火災保険”|ソニー損害保険株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000063966.html

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