目次
~不動産売却検討者&実施者調査~
■ 相続した不動産の売却を検討した人のうち、実際に1年以内に売却したのは37.4%
過去1年間に、不動産売却を検討した人を対象に「不動産の売却について具体的に行ったこと」について調査を実施したところ、相続や贈与により不動産を得た人については上のグラフのような結果となりました。不動産の売却が必要になる理由や場面は人それぞれですが、本リリースでは「相続・贈与」物件の売却を検討した人のケースに注目していきます。「相続・贈与」物件の売却検討者のうち、実際に1年以内に売却を完了した人は37.4%でした。
また、上記の左のデータの通り、「相続・贈与」物件の売却検討者が検討した売却方法は「仲介会社に依頼」がトップで、57.5%と半数以上。それに対して右のデータの通り、実際に売却を完了した人がとった売却方法は「仲介会社に依頼」が47.3%と約半数、次いで「不動産会社に買い取ってもらう」が26.4%という結果に。
多くの人が仲介と買取を中心に複数の売却方法を検討し、最終的には仲介で売却していることがわかります。■ 相続した不動産の特徴は「古い」「広い」「駅から遠い」
売却を検討する際、「相続・贈与」によって得た物件の場合を、「買い替え」のための売却物件の場合と比較したところ、相続物件は買い替えのための売却物件と比べて「古い」「広い」「駅から遠い」という傾向がわかりました。