■ご近所トラブルを起こさないために「生活音に気を遣う」人が多数
「ご近所トラブルを起こさないために気をつけていること」を聞いたところ、1位は「生活音に気を遣う(125人)」でした。
2位「近隣住民とのコミュニケーション(100人)」、3位「ルール・マナーを守る(88人)」、4位「気難しい人に近づかない(46人)」と続きます。
「生活音に気を遣う」「ルールを守る」など、自分が加害者にならないよう注意している人が多くなりました。
<1位 生活音に気を遣う>
・生活音をまったく出さないのは不可能ですが、時間帯をわきまえて掃除や洗濯などは迷惑にならない時間に済ませます(30代 女性)
・なるべく大きな音を出さないように暮らす。マットなどを活用し騒音対策する(40代 男性)「夜間に大きな音を出さないように気をつけている」という人が多数。
洗濯機や掃除機など大きな音が出る家電は、昼間に使うよう心がけている人が多いこともわかります。
<2位 近隣住民とのコミュニケーション>
・顔を合わせる機会があったらしっかり挨拶して、顔見知りになっておく(30代 女性)
・近所の方々と頻繁にコミュニケーションを取るようにしています。生活音に対しての苦情がなくなり、トラブルも発生しにくくなりました(40代 男性)顔見知りになっていると、迷惑をかけてしまったとしても優しい言い方で指摘してもらえたり、「お子さんがまだ小さいからしかたないね」と許容してもらえたりする可能性が高まります。
周りが気の合う住民ばかりとは限りませんが、最低限挨拶くらいはできる間柄になっておきたいものです。
<3位 ルール・マナーを守る>
・アパート・マンションに住む場合は、掲示されているルールやマナーをしっかり守る(30代 女性)
・ゴミは分別するなど、社会的なルールを守る(40代 女性)自分が苦情を受けないよう、ルールやマナーを意識して生活するのは大切なことです。
とくに「ゴミ出し」「マンション・アパート共用部の使い方」のルールはしっかりと把握しておきましょう。
ルールは地域ごとに違うこともありますので、引っ越し当初はとくに注意したいですね。
<4位 気難しい人に近づかない>
・関わると厄介そうなご近所さん宅の前を通る時は、出くわさないように早足で通ります(30代 女性)
・接点を持たない。トラブルメーカーと会わないように、時間をズラして外出したり帰宅したりしている(40代 女性)トラブルに巻き込まれないように、「トラブルの元になっている人や場所」「トラブルを起こしそうな人」を避けている人もいました。
周辺住民と、価値観に大きな隔たりを感じることもあります。
話し合ってもお互いに理解できないなら、できるだけ関わりをもたないのが平和かもしれませんね。
<5位 自宅周辺を清潔に保つ>
・雑草や木を切り、家の周りを定期的に綺麗に掃除し、迷惑をかけないようにしている(30代 女性)
・家の周りはきれいにするように心がけている(40代 女性)自宅が汚かったり、庭の木が伸びすぎたりすると、周囲に迷惑をかけてしまいます。
車が傷つくなどの実害が伴わなくても、美観の面でイヤな思いをする人がいたり、「だらしない家だな」と感じる人がいたりすることも考えられますね。
地域で生活していくには、ある程度「ご近所さんに見られている」という意識が必要かもしれません。
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