■ご近所トラブルへの対応は「管理会社に相談する」が1位
「ご近所トラブルへの対応」を聞いたところ、1位は「管理会社に相談する(93人)」でした。
2位「相手に直接伝える(82人)」、3位「何もせず我慢(69人)」、4位「警察に相談する(33人)」、5位「自治会に相談する(21人)」と続きます。
「管理会社」「警察」「自治会」など、第三者に相談する人が多くなっています。
直接相手に伝えることで、トラブルが大きくなってしまう可能性もあるからでしょう。
また「我慢する」「引っ越す」など、相手にも第三者にも伝えない人も一定数いました。
<1位 管理会社に相談する>
・直接話し合いに行くとトラブルになりかねないので、マンションの管理会社に連絡し、注意してもらうようお願いした(20代 女性)
・管理人さんに連絡。翌日以降エレベーターに張り紙がされていて、騒音は多少マシになった(50代 男性)賃貸マンション・アパートなら大家さんや管理会社、分譲マンションなら管理人や管理組合に相談可能です。
管理会社や管理組合は、まず「張り紙や全戸への注意喚起チラシ配布」で対応するケースが多いです。
それでも迷惑行為がなくならないなら、直接本人に注意します。
<2位 相手に直接伝える>
・普段から話をしているご近所さんには、「ペットの鳴き声が耳に障る」と直接話した(30代 女性)
・たまたま現場に遭遇したときに注意しました(50代 女性)「普段から話をするご近所さん」であれば、波風立てないようにそれとなく「困っている」と伝えることもできるでしょう。
また、迷惑行為の現場を目撃したときには注意しやすいですね。
いずれにしても直接注意するなら、感情的にならないよう冷静に伝えるのが穏やかに解決するポイントです。
<3位 何もせず我慢>
・基本的に無視しています。さらなるトラブルに巻き込まれたくないため、何も対処せず放置しています(20代 男性)
・感覚が違いすぎる方のようなので、何も言えず困っています(40代 女性)「トラブルを大きくしたくないので言えない」という声が多数。
ただ、騒音などの迷惑行為は睡眠不足や体調不良にもつながります。
我慢しすぎるのはよくないので、なかなか解消されないなら管理会社や自治会に相談することも考えてみましょう。
<4位 警察に相談する>
・家族が対応してくれたものの終わりが見えないため、警察を呼び仲裁していただきました(20代 女性)
・匿名で不法投棄の通報をし、パトロールや職務質問をしてもらうしかない(50代 男性)「直接注意したが改善されない」「相手と直接話ができる状態ではない」といった理由で、警察に通報した人もいました。
警察に通報するのは気が引けるかもしれませんが、「身の危険」「犯罪の可能性」を感じたら連絡しましょう。
緊急性がない場合には、110番ではなく地元警察の「生活安全課」などで相談できます。
<5位 自治会に相談する>
・自治会の回覧板で注意喚起していただきました(20代 女性)
・町内会長さんに「ゴミステーション利用のルールを守るようにしてほしい」と訴え、ゴミステーション横にある掲示板に張り紙をしていただきました(30代 女性)「ゴミ出しルール」など、地域のルールを守らないことによるトラブルの場合には、自治会に相談するのが適当でしょう。
まずは「張り紙」「回覧板」などで対応する自治会・町内会が多いようですね。
最初に近隣住民と相談し、複数人で町内会に掛け合った人もいました。
目次
閉じる