昭和54年に長野県松本市で開店し、地元の人々に愛され続けてきた老舗の洋食店「民芸レストラン 盛よし」。この店が2023年8月18日(金)に、感動の復活を遂げました。
【一度は閉店、それでも変わらぬ愛】
創業者の須沢盛義さんは、1979年に夢を実現して店を開業。昔からのビジネスマンや学生たちに愛され、休日には観光客も足を運んだ。特にハンバーグやとんかつ、カニコロッケといったメニューが人気で、常に店内は賑わっていました。店名の由来は、民芸品が多い店内にて昔ながらの洋食を提供することから「民芸レストラン」。そして、若者にお腹いっぱい食べてもらいたいという想いから、店主のお名前の盛義と「盛りがいい」を掛け合わせて、「盛よし」という店名にしたそう。
しかし、2022年、盛義さんの病気悪化をきっかけに、運営が難しくなり、翌2023年3月に一度は閉店を余儀なくされました。長女の忍さんもまた体調を崩し、続けることが困難となりました。惜しまれつつの閉店後、感謝の意を込めて特製の「感謝弁当」を販売し、400人以上のお客様が並ぶほどの盛況でした。