築100年・佃島の魚問屋「旧飯田家住宅」保存・活用計画が始動!漁師町の歴史的・文化的価値のある旧飯田家住宅を保存、地域コミュニティの中心の役割を果たす用途混合型シェアスペースとして。

芝浦工業大学建築学科の志村秀明教授と学生チームがリードする「旧飯田家住宅保存活用プロジェクト」が、2023年4月26日からクラウドファンディングをスタートしました。江戸時代の地割を残すこの歴史的・文化的価値ある建物を保存し、地域コミュニティの中心となるシェアスペースへと生まれ変わらせる目指します。

佃島、東京都中央区佃一丁目にある「旧飯田家住宅」は、400年以上前から続く江戸漁師町の街並みを今に伝える貴重な建物です。2022年2月に空き家となったことを受け、地元有志と学識経験者が立ち上がり、芝浦工業大学の学生たちと共に保存・活用への取り組みを始めました。

「佃喜八」「たじま」の屋号を持つこの住宅は、1920年頃に魚問屋の併用住宅として建築されました。その敷地は、江戸時代の初めに定められた佃島の町割・屋敷地割を保持しています。また、土間には生け簀と井戸があり、漁師町らしい高密度居住の工夫が随所に見られます。

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