住宅情報サービスLIFULL HOME’S住宅弱者問題に取り組むプロジェクト「FRIENDLY DOOR」に新カテゴリー「家族に頼れない若者」「フリーランス」を追加。

「外国籍」「LGBTQ」「生活保護利用者」「高齢者」「シングルマザー・シングルファザー」「被災者」「障害者」の7カテゴリーから9カテゴリーへ。

株式会社LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は、あらゆる人の“したい暮らし”の実現を目指す「LIFULL HOME’S ACTION FOR ALL」の一環として、住まい探しに困難を抱える「住宅弱者」向けに検索できるサービス「FRIENDLY DOOR」の対象カテゴリーに、「家族に頼れない若者」と「フリーランス」を2023年4月17日から追加しました。これにより対象カテゴリーは9つに拡大しました。

現代社会では、個々に様々な事情やバックグラウンドがあり、当事者にしか知られていない課題も多い。「FRIENDLY DOOR」は、誰もが自分らしく“したい暮らし”を叶えられる社会を目指し、平等に住まいを選ぶことができる権利「ハウジングイコーリティ」を実現していくため、2つのカテゴリーを新たに追加しました。

「家族に頼れない若者」カテゴリーは、保護者のない児童や虐待を受けた児童など、社会的養護が必要な若者を対象にしています。厚生労働省によると、2020年時点で約4万2千人が社会的養護が必要な若者であり、生活基盤である「住環境」に関する相談が多く寄せられています。

「フリーランス」カテゴリーは、働き方の多様化やIT技術の発展、コロナ禍などで増加しているフリーランスを対象としています。ランサーズによると、2021年時点でフリーランス人口は1,577万人で、2015年と比較すると約68%増加しています。しかし、住まい探しでは収入の安定性に対する懸念から賃貸物件を借りにくく、住宅ローンの審査にも通りにくい状況があります。

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