終活に関する情報を発信するメディア「終活瓦版」を展開する株式会社林商会(本社:滋賀県大津市膳所、代表取締役 林達也、URL:https://hayashi-grp.com/ )は、実家の空き家問題についてアンケート調査を実施した。
調査期間:2023年1月16日~2022年1月30日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:20代~60代以上の男女
有効回答人数:200名家族と一緒にたくさんの時間を積み重ねてきた実家が、もしも空き家になったらあなたはどうしますか?
少子高齢化が急速に進む日本では、全国の空き家問題が深刻化しています。
「実家に誰も住まなくなったらどうしよう?」と頭を悩ませる方もいらっしゃることでしょう。
そこで林商会では、「実家の空き家問題」についてアンケート調査を実施しました。
まずは、アンケートに寄せられた実家にまつわる思い出やエピソードをみてみましょう。
▼実家にまつわる思い出・印象的なエピソード集
・二世帯住宅で、祖父祖母と一緒に暮らせたのは思い出深いです。小学生の頃に父方の祖父母と暮らしていたのですが、たまに一緒にご飯を食べたりできて楽しかったです。(普段は別々に食べていました)また、扉を開けばすぐに会えたのが嬉しかったです。(20代女性)
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・10年前に母が急病で実家の自室で亡くなりました。なのでその部屋には、まだ母がいる様な感じがしています。(60代男性)
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・歴代の猫がつけた傷があちこちに残っている。猫の個性によって悪さをする箇所が違うので、傷を見るとそれぞれの猫のことを思い出す。(40代女性)
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・親がいるかどうかよりも、幼少から住み続けた本当の意味で実家なので、大切です。一緒に入ったお風呂や、背を測った跡、母の後ろ姿を見たキッチン、父と遊んだ庭など、思い出がたくさんあります。自分の子供とも成長を刻みながら、新たに思い出を作りたいです。(20代男性)
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・中学生の頃に建てられた家で実際に住んだといえるのは4年ほどでした。それからは、帰省する形になってきますが、少ない時間住んでいた家も、両親が住んでいると、ちゃんと思い出深く大切な場所になるんだなと思いました。(40代女性)
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・実家は店舗付住宅だったので、近所の住人の方々がお客さんとして来訪していました。家族との思い出もいっぱいありますが、多くの人々がやってきて賑やかでした。ときにはクレーマーのような人が怒鳴り込んでくることもあったり、人生の勉強にもなった実家です。(60代男性)
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・引っ越しを経験し、子供の時に住んでいた家が自分の家でなくなりもう入れないという事がとても悲しかった。子供の時のいい思い出とリンクしているので思い出すと寂しい。(50代女性)
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・実家というものはそこに存在しているだけですごく心が落ち着くというか、安心します。仕事で嫌なことがあったり、恋人と上手くいかなかったり、そんな不安で泣きたい気分の時には必ず実家に帰っていました。実家で家族の顔を見ると自然と笑顔になりましたし、また頑張ろうと元気とやる気をもらえました。賃貸ではなく持ち家なので、父は私に「壁に穴を開けてもいいし、好きな色に塗りかえていいからね」と言ってくれ、私はさっそく壁の色を自分の好きな色に塗りかえました。父と一緒に壁に色を塗った日のことを思い出すと心が温かくなります。(30代女性)
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その一方で、以下のような回答も。
・実際に祖母の家は、今は空き家で、このままではいけないと親族で話し合っているところです。なかなか住むのも大変ではありますが、更地にして売りに出すのも大変なので、どうするのか考えていく必要があります。(30代女性)
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まさに今、実家の空き家問題に直面して頭を悩ませている状況が伝わってきます。全国で深刻化している空き家問題は、決してひとごとではないと痛感させられますね。
では、もしも実家がなくなってしまったら、どのように感じるのでしょうか。
▼70%の人が「実家がなくなったら寂しい」と回答
(N=200名、単一回答。2023年1月16日~2023年1月30日に実施したインターネット調査
による)「実家がなくなったら寂しいと思いますか?または寂しかったですか?」という質問では、69%が「寂しい」と回答し、「寂しくない」が17%、「どちらでもない」が14%で続く結果となりました。
生まれ育った実家にはたくさんの思い出がつまっていて、たとえ離れて暮らしていても、そっと寄り添ってくれる心の拠り所になっているのかもしれません。
そのため、実家がなくなると、まるで自身の一部がなくなってしまうような寂しさを感じる人が多いのでしょう。
では、もしも実家が空き家になったら、どのように対処するのでしょうか。