“買って住みたい街が多い路線” 1位「JR京浜東北・根岸線」、“借りて住みたい街が多い路線” 1位「JR総武線/総武本線」
事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(以下LIFULL、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証プライム:2120)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は、実際の物件問合せ数からユーザーの「本気」で住みたい街をランキングした「2023年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキング※」を発表した。(※URL:https://lifull.com/news/25753/)
今回、住みたい街ランキング(首都圏版)のTOP100に入っている駅の数を沿線別に集計した「LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街が多い路線ランキング」を初めて発表。
記事URL:https://www.homes.co.jp/cont/data/data_00139/
<サマリー>
・買って/借りて住みたい街が多い路線のトップ3は「JR線が独占」、首都圏を通る主要路線、長距離路線が上位に
・買って住みたい街が多い路線には「東武東上線」が5位に登場、「コスパの良い街」が多い庶民的な路線
・借りて住みたい街が多い路線はトップ5まで「JR線が独占」、都心への乗り換えなしで行ける「タイパの良さ」が人気
・借りて住みたい街が多い路線では、物価や家賃が比較的安価な湾岸エリアと都心を結ぶ「東京メトロ東西線」にも注目
- LIFULL HOME’S みんなが探した!買って住みたい街が多い路線ランキング
1位:JR京浜東北・根岸線(16駅)
JR京浜東北・根岸線は、「大宮」から「大船」まで「東京」「品川」「横浜」という日本屈指のビッグターミナルを経由して首都圏を南北に結ぶ大動脈であり、移動における「タイパ」を高めたいと考えるユーザーが多いといえます。また横浜市中心部に位置する「桜木町」「山手」というJR根岸線の2駅がトップ100に入っており、沿線全域で満遍なく居住ニーズがあることがうかがえます。
2位:JR総武線/総武本線(12駅)
JR総武線は「千葉」から「三鷹」まで首都圏を東西に結んでおり、「千葉」以遠はJR総武本線が「東京」から運行しています。「吉祥寺」を筆頭に「三鷹」「中野」「荻窪」「御茶ノ水」など都内屈指の居住人気エリアが並び、「小岩」「稲毛」「船橋」「千葉」など城東から千葉方面にかけてコスパに優れた街もあります。また、JR総武本線の「八街」など、首都圏の西から東まで購入希望ユーザーに支持される街が並ぶ路線です。3位:JR湘南新宿ライン高海/宇須(11駅)
湘南新宿ラインには、JR高崎線とJR東海道線を結ぶ系統(高海)と、JR宇都宮線とJR横須賀線を結ぶ系統(宇須)があります。運行距離も駅数も多く、埼玉県中心部の「熊谷」「上尾」「大宮」などから、郊外に位置するベッドタウン「池袋」「赤羽」などの準都心・近郊エリア、神奈川県中心部から湘南エリアに位置する人気エリア「横浜」「茅ケ崎」「平塚」などを結び、首都圏各地への移動を飛躍的に改善しています。【注目路線】5位:東武東上線(8駅)
東武東上線は「池袋」から埼玉県の「寄居」までを結ぶ全40駅、運行距離75㎞の路線です。「池袋」はタワーマンション群が駅周辺にそびえていますが、「東武練馬」以遠は一戸建て住宅も多く、庶民的なベッドタウンが並ぶ路線です。物件価格および消費者物価の高騰を背景に、生活費も含めてコスパに優れた街が多い路線として5位にランクインしました。また、「ふじみ野」は1993年に開業した比較的新しい駅で、周辺の開発が進むにつれて人気のベッドタウンに成長しています。