- アーティストプロフィール
石井友人/Tomohito Ishii
1981年生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。自ら撮影した写真や既存のイメージをソースとして絵画化し、情報の受容装置としての視覚を問題化した作品を発表している。近年は観葉植物をモチーフとした油彩とUVプリントによる、天地反転したダブルイメージの絵画を制作し、都市空間と不可分な人間の記号的認識を変容させる試みを行なっている。アーティスト活動と共に「わたしの穴 美術の穴|地底人とミラーレス・ミラー」などキュレーション活動も展開している。
https://www.tomohitoishii.com《Sub Anaglyph(areca palm)》油彩、アクリル、モデリングペースト、UVプリント、亜麻生地 910×650mm 2022
藤倉麻子/Asako Fujikura
1992年生まれ。東京藝術大学大学院メディア映像専攻修了。都市・郊外を横断的に整備するインフラストラクチャーや、それらに付属する風景の奥行きに注目し、主に3DCG アニメーションの手法を用いた作品を制作。近年では、埋立地で日々繰り広げられている物流のダイナミズムと都市における庭の出現に注目し、新たな空間表現を展開している。
https://www.instagram.com/asakurage/《The Great Nineと第三物置【検証】》 2023
槙原泰介/Taisuke Makihara
1977年生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。修復や補修、その前後に生じる差異といった副次的な形の作品化を発端として、既存の物や空間にアプローチする様々なインスタレーションを展開。近年は工業製品・インフラ資材の属性や用途を切り離して展示会場に移設し、地面や起伏として見立てるなど、都市の現在とその起源を反映した修景(landscaping)を作品としている。
https://www.taisukemakihara.com《Mound》窓ガラス、段差プレート 916×916×910mm 2020
水木塁/Rui Mizuki
1983年生まれ。京都市立芸術大学美術研究科メディア・アート領域博士号取得。都市文化と美術史上の問題に接続することで、現代都市におけるリアリズムを基にした風景・身体・モノの絡まり合いをコンセプトに制作を行う。とりわけ近年は「自然」の定義を「人間のアクティビティーの彼岸」として捉え、 様々なメディアを用いて作品を展開している。
http://mizukirui.net《雑草のポートレートおよび都市の地質学(ddubbed version 3)》アルミ複合板、UVインクジェットプリント 420×630mm 2022
東京・九段に佇む築96年の邸宅kudan houseにて、展覧会『アーバン山水 Urban Sansui』を開催 #山水東京 #展覧会 #アーバン山水
2023年3月6日
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