- 3.戦略
(1)里山を「知る」:里山をまもることは生物多様性にとって大切なことであることを知る。また積極的に発信をして、つなぎ、ひろげる。
(2)里山を「まもる」:多様な生物が生息・生育する里山の豊かな生物多様性を守る。
(3)里山活動を「つなぐ・ひろげる」:里山の活動が市民・企業・学校・NPO・行政等の多様な主体とつながり、広がり、持続的な活動になるよう、市民の参画と産学官の連携により推進する。
- 4.具体的な施策例
(1)里山を「知る」
○里山の魅力の発信
里山の水田、畑、ため池、草地、森林などの美しい景観や多様な動植物が生息・生育する環境など、里山の魅力を発信する。
(2)里山を「まもる」
○里山保全区域の認定
里山の生物多様性が豊かに維持され、ニホンイシガメやベニイトトンボ、オカオグルマやキキョウなどのシンボル種を始めとした多種多様な動植物が生息・生育する地域を里山保全区域として認定し、重点的に保全を進める。
(3)里山活動を「つなぐ・ひろげる」
○里山保全のための人材育成
里山保全に意欲のある民間企業やボランティア等の団体について、里山保全区域の地権者や保全活動団体等とつなぐことで里山保全活動を持続可能な取り組みにしていくとともに、新たな担い手の確保や経済的支援等につなげる仕組みを整備する。
- 5.閲覧方法
「KOBE里山SDGs戦略」は、以下の神戸市ホームページに掲載しています。
https://www.city.kobe.lg.jp/a66324/kurashi/recycle/biodiversity/satoyama_sdgs.html
「KOBE里山SDGs戦略」の策定 ~生物多様性を守り、育てるために~|神戸市
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