東京大学×住協グループ 共同研究を通じて100年人生対応型の次世代モデル住宅を。2023年6月を目途に東京都練馬区にモデル住宅を建築。

【モデル住宅の主な特徴】
●2階にアクセスできる外部階段を設けることで、ライフスタイルの変化に対応できるフレキシブルスタイル
(例:1階でカフェ経営、2階を居住スペースにする。または、子どもが成長して家を離れたら、2階を賃貸して活用する等)
●突き出した塔屋で統一された外観はランドマーク的な存在感を与え、豊かな街並みを創出。
●2階を賃貸として活用することで空家対策に、二世帯住宅として活用することでコミュニティの若返りにもつながります。
●2階部分には専用の洗面化粧台、シャワー室を備えており、キッチンを設置するための配管も用意し、将来の変化に柔軟に対応できるように設計。
●高齢化時代に対応できるホームエレベーター設置棟を用意。室内階段がないため遮音性にも優れています。
●低層地域における屋上テラスの設置によって、見晴らしの良い眺望を確保。またベランピングやBBQ等、様々なアクティビティが期待できます。
◇モデル住宅 概要◇
・建物種別:新築住宅 ・所在地 : 東京都練馬区大泉町1丁目 ・構造:木造2階建 ・建物面積:各棟90㎡前後 
・竣工予定: 2023年6月頃 ・特設サイト https://www.jyu-g.co.jp/contents/todai/

【大月敏雄教授よりコメント】
今の日本は『不安定社会』という言葉がぴったり。この研究の趣旨は、こうした漠然とした不安を解消するために「住宅が、そしてゆくゆくは町が本来備えるべき要件や要素を、きちんと盛り込もう」という、単純だけど骨太なことです。将来に対して、なかなか安定したイメージが想い描けない中、せめて住まいとその周辺の環境は「しっかり将来に備えよう」というコンセプトです。
【齋藤隆太郎客員研究員よりコメント】
エンドユーザーは「耐震等級」や「省エネ等級」といった目に見える定量的価値観のほか、家を買う「瞬間」に意識が行きがちです。しかし、本来家とは、数十年住み続ける場所であり、建築技術の進歩が目覚ましい昨今で、100年のライフステージを考える必要があるのではないでしょうか。そして今求められる家の価値は「使いこなす、住みこなす」といった、より定性的な領域へパラダイムシフトしています。

【東京大学 × 住協グループ 共同研究概要】
〇研究題目:次世代住宅・住宅地開発研究
〇研究期間:2022.1~未定
〇研究目的
人生100年社会、災害多発社会、高度多様化社会、低炭素社会、高度情報化社会、アフターコロナ社会、
高度モビリティ社会、シェア経済社会に対応するモデル住宅・モデル住宅地の開発
(1)100年人生対応型次世代住宅・住宅地モデルの検討(計画手法検討・制度対応検討・計画原則提案)
(2)モデルガイドライン策定 (3)モデル実装・実用化

【静岡県・福島県の先進的住宅地視察の様子】
 

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