1階部分は、ホテルの駐車場だった場所です。千葉公園と共に、千葉公園の延長として、千葉公園に来るように気軽に立ち寄っていただくため、オープンな場所にすることを決めました。
建ぺい率の関係で駐車場を飲食店にするためには各フロアの床面積を減らす必要があり、約30 kgの工具で床を抜く大工事の末、4階までの各階に大きな吹抜けが生まれました。
コンクリートが剥き出しになった壁や、職人のメモ書きの跡からは元のホテルの姿を想像することができます。シンボルツリー
シンボルツリーの鉢(旧給水タンク)
職人のメモ書きの跡
「the RECORDS Diner」のテーマカラーはオリーブグリーン。
玄関口では樹齢約300年のオリーブの木が、シンボルツリーとして皆さまをお迎えします。
シンボルツリーの鉢は、屋上にあった給水タンクを再利用しています。
また旧ホテルの客室案内板に重ねる形でフロアマップを設置。面積や尺が同じであることを活かしました。建築中にその場で生まれたアイデアが、建物内のさまざまな箇所に残されています。
ひらめきと熱い想いがこの場に生きています。
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