カウル、「2022年湾岸タワマン値上がり率ランキング」を発表 #中古マンション #マンション購入 #ランキング

【コメント:株式会社Housmart 代表取締役 針山 昌幸】
 今回の値上がり率ランキングにおいて、2つの傾向が見受けられました。1つは、「ファミリー向けタワーマンションの需要が伸びた」という点。また、比較的「お買い得」だったエリアが軒並み上昇した」という点です。2019年時点から2022年にかけて、エリアごとに値上がり率の平均を出すと、それぞれ約42%、約40%とともに40%超えだったのが、豊洲と有明。どちらもファミリー向け間取りが豊富なエリアです。2019年時点では平米単価100万円以下で買える価格帯でした。反対に、最も値上がり幅が少なかった晴海(28%)や次点の月島(32%)は、どちらも2019年にすでに平米単価が100万円超。月島においてはその時点で120万円を超えており、2022年は160万円を突破。晴海も月島も、銀座や東京駅エリアにアクセスしやすいこともあり、DINKsなどパワーカップルを中心に人気がある街です。
 
 また、今回の値上がり率ランキングで上位にランクインしたタワーマンションは、「非日常を感じさせてくれるお値打ちタワマン」という共通点が見られました。共用施設やエントランスの豪華さが特徴としてあるものの、昨年の段階では1平米あたりの価格が100万円前後と、周辺のタワーマンションと比べるとお値打ち感のあるタワーマンション群です。
 例えば9位にランクインしたオリゾンマーレは、有明エリアにおけるタワーマンション第1号の歴史あるマンション。バーラウンジやプールなど豪華な共用施設が備えられていることが特徴です。その一方、駅距離があることや、築年数が経っている点から、周辺のタワーマンションに比べ平米単価は低いマンションと言えます。
 6位にランクインしたBrillia Mare有明TOWER&GARDENは、「THE33」と呼ばれる33階の共用施設で、バー、ジム、プール、スパ、セラピールーム、屋上テラスなどを、ラグジュアリーな雰囲気と共に味わうことができます。10位にランクインしたアップルタワー東京キャナルコートはアパグループによって建てられたタワーマンションで、なんと各お部屋(専有部分)で、引き込み型天然温泉を楽しむことができます。
 長引くコロナ禍により、新しい生活様式が根付きつつありますが、そんな中で非日常を感じさせてくれるタワーマンションは根強い人気を誇ります。
 今回のランキングでは、既に価格が高騰しお値打ち感がないタワーマンションや、共用施設やエントランスの豪華さが感じにくいタワーマンションは、全般的に苦戦したと言えます。

■ハウスマート代表・針山のプロフィール

株式会社Housmart
代表取締役 針山 昌幸(はりやま まさゆき)

 一橋大学経済学部卒業後、株式会社オープンハウスで不動産仲介、用地の仕入、住宅の企画など幅広く担当。その後、楽天株式会社を経て、2014年10月株式会社Housmartを設立。

著書『中古マンション本当にかしこい買い方・選び方』 
(出版社:日本実業出版社、価格:1,540円(税込))
【Amazonランキング・ベストセラー1位獲得/マンションカテゴリー、発行部数20,000部】

■カウルについて       
 カウル(https://kawlu.com/market)は、かしこく中古マンションの購入ができるアプリです。

■株式会社Housmartについて
 ハウスマートは 「住を自由に」 をミッションに掲げ、テクノロジーとデザイン、不動産の専門知識を融合させ、「住」の概念をもっと自由なものに進化させることを目指しています。なお、現在までに計14億円の資金調達を実施しました。

カウル、「2022年湾岸タワマン値上がり率ランキング」を発表|ハウスマート

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000012645.html

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