~広めのファミリー向け物件が人気上昇か~
かしこく中古マンションの購入ができるアプリ「カウル」を運営する株式会社Housmart(本社:東京都中央区、代表取締役:針山昌幸、以下:ハウスマート)は、湾岸エリアのタワーマンションを対象に、2021年12月対比2022年12月の平米単価の値上がり率を調査し、カウルが独自に算出した「2022年湾岸タワマン値上がり率ランキング」を発表します。
調査の結果、最も値上がり率が高かったのは、東雲のビーコンタワーレジデンスであり、2021年12月対比で27.17%値上がりしていることがわかりました。■ランキングの算出について
湾岸エリア(※1)の20階建て以上のタワーマンションを対象に、基準日(※2)時点の売り出し物件と、その前3ヶ月分の販売終了物件について、同じマンション棟の売り出し価格をもとに平均平米単価を算出し、2021年12月対比2022年12月の平米単価の値上がり率をカウル独自でランキング化しました。
※1 対象エリア:(江東区)豊洲、有明、東雲、(中央区)月島、勝どき、晴海
※2 基準日:2022年→12月1日、2021年→12月31日■駅近より広さを重視する傾向
東雲や豊洲、有明など、ファミリー向けの70〜80平米の広さが中心になるエリアの値上がり傾向がみられました。また、これまで湾岸エリアにおいては比較的価格帯が抑えめであった同3エリアに人気が集まった結果、値上がり幅が大きくなった様子が伺えます。
ランキング1〜3位はいずれも最寄り駅から徒歩8分以上と駅から少し離れた立地のタワマンがランクインしています。駅からの距離はあるものの、保育園などの子育て施設や、スーパーやコンビニなどの商業施設が揃っており、駅近よりも広さや生活利便性を重視して比較的「お買い得」なエリアを求める購入検討者層が増えた結果、大きな値上がりを見せたといえそうです。■2019年からの値上がり推移
本ランキングの作成にあたり、単年では見えづらい動向も可視化するため、2019年からの値上がり推移を算出しました。結果はマンションジャーナルにて公開しています。マンションジャーナル:「2022年湾岸タワマン値上がり率ランキング|ファミリー向け物件が人気上昇」
https://journal.kawlu.com/28ikojbgd