農業団地プロジェクトでの実績
今回、当社がキヤッセ羽生の指定管理者に選ばれた要因として、キヤッセ羽生のすぐそばにある農業団地プロジェクトを成功に導いた実績が挙げられます。同プロジェクトは24haの水田を畑地にしたうえで、農業参入企業に貸し出す市主導の大型事業で、当社はコンサルタントとして企業誘致、ゾーニング、進出企業の審査を担ってきました。すでに5社の進出が内定し、全面積の6割程度が埋まっています。進出企業の多くは生産した野菜や果樹の販路としてキヤッセ羽生を重視しており、こうした企業と強いつながりをもつ当社は、羽生農業のサプライチェーン全体に関与できる立場にあります。一般的に農産物の生産と販売は情報が分断されがちですが、当社が双方の媒介役を務めることで、従来にない効率的なサプライチェーンを形成することができます。当社が近年、積極的に提唱している「農業型街づくり」という考え方は、このような羽生での取り組みを念頭においた、新しい事業構想です。大規模圃場、植物工場、観光農園、道の駅、加工場、クラインガルテン(滞在型市民農園)といった食農ビジネスに関わる幅広いコンテンツを一堂に集めたエリア開発を行うもので、テクノロジーを活用したスマート農業とも相性がよく、次世代農業には欠かせない考え方です。農産物の販売機能をもつキヤッセ羽生は、当社が羽生ですすめる「農業型街づくり」の重要なピースといえます。
当社は今後も羽生市に経営リソースを投下することで、「農業型街づくり」の高度化をすすめ、日本の農業の発展に貢献してまいります。
<株式会社アグリメディア>
URL :http://agrimedia.jp/ (コーポレートサイト)
埼玉・羽生で農産物販売施設の運営をスタート、農業団地のプロデュースに続く大型案件、私たちが目指す「農業型街づくり」を実践|株式会社アグリメディア