京都・西陣 妙蓮寺特別拝観「いちにちの世界の彩度と透明度と寺宝の虫干し展」が開催中。本阿弥家の末裔のガラス彫刻と障碍者アートのコラボ! #妙蓮寺 #現代アート #ガラス彫刻

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稀代のクリエーターだった本阿弥のマインドを受け継ぐ十七代目本阿弥と障碍者アートがお寺で織りなす不思議な空間が見どころ。11月19日から12月4日まで。12月3日4日は本堂で寺宝の虫干し展を開催。

京都の西陣にある本門法華宗の大本山妙蓮寺にて、2022年秋の特別展が開催されている。妙蓮寺と地域活性化団体「まるごと美術館」との共催で、ことくらす合同会社が企画した。見どころは、稀代のクリエーターだった本阿弥光悦の血を引く本阿弥家の末裔本阿弥匠によるガラス彫刻の現代アート作品と、西陣で障碍者支援を行う「天才アート」とのコラボ。どちらも個性豊かな作品ながら、お寺の静かな空間と調和する不思議なひとときを過ごせる。また、12月3日(土)、4日(日)には、妙蓮寺の寺宝が普段は公開しない本堂で一堂に会する「寺宝の虫干し展」を開催する。狩野派の掛け軸、本阿弥光悦が筆をとった「立正安国論」など、さまざまな文化財が公開される。

ステートメント / 

2020年以降、始めてとなる行動制限の無い夏が訪れ、海開きや花火大会などが開催されました。ひさびさに、季節を満喫できた2022年。
桜も、海や新緑も、また紅葉も、お祭りも、世界を構成している自然や、社会活動がありがたいものに感じることができたのではないでしょうか。
2020年以前は普通に享受できていた世界のありがたさ。そんな尊い感覚をいちにちの時間の経過の中から視覚的に思索してみたいと思い、今回の展覧会を開催します。
ガラスを使った、世界にひとつの生活工芸作品、色彩豊かに世界を描いた作品。それらを自然光と無数の鏡をつかって、1日の時間の経過とともに変化する空間の中で鑑賞していただきます。世界の鑑賞には時間が関与している。一見、止まっているように見える絵画の作品にも時間というものが干渉していき、そこにあらたな彩りと光がうまれます。
それは行動制限が解かれ、鮮やかな世界を享受できた2022年の日本のように、豊かな感情をそれぞれの内面に再構成してくれるかもしれません。

概要 / 

開催日時:11月19日(土) – 12月4日(日)
10:00 – 16:00(最終受付)
※12月3日(土)、4日(日)は非公開の本堂での寺宝の虫干し展開催(追加料金なし)
拝観料:800円(小学生以下・障害者手帳提示で本人とサポート1名無料)
休館日 11月30日※急遽お寺の行事などで休館になる場合がございます。ご了承ください。
会場:大本山妙蓮寺 〒602-8418 京都府京都市上京区妙蓮寺前町875
問い合わせ先 050-5372-4935

作家 /

本阿弥匠 17代目本阿弥

GLASS FISH
ガラス工芸作家
十七代目本阿弥。南房総に工房を構える「GLASS FISH」の代表でガラス工芸作家。祖父は直系の十五代本阿弥。自身のルーツともなる稀代のマルチクリエーターの考えを踏襲し、日本の自然や文化を尊重しながら、素材となるガラスと向き合っている。

今回は普段の生活工芸ではなく、現代アートの作品を展示。

作品名 /
境界線 border line

見えない境界線は誰もが持っている。まるで水面下に潜んでいるかの様に。

円 掛花入


OTO 音

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