土地選びは、家づくりにおいて非常に重要な要素であり、特に不整形地や傾斜地を利用した家づくりが注目されています。今回は、京都府のI様ご家族が実現した傾斜地を活用した家づくりの事例を紹介します。
イメージの中家は、四角い土地におさまり良く建てられたもの。ところが、限られた予算・希望の立地で土地を探していると、きれいな正方形ばかりではないことに気付きます。形が整っていない土地を「不整形地」と言いますが、例えば、三角形や台形、道路からの間口の狭い長方形、道路に面する出入口部分が細い通路状で、その奥が広がるL字型(旗竿地)などさまざまな形状があります。
3mの高低差がもたらす開放感と、プライバシーの両立
京都府のI様ご家族が新居を建築したのは2022年。
リビングを2階につくり、前面道路側となる南側に備えた幅6mほどの大きな窓と、そこからフルフラットバルコニーにつながる開放感が特徴です。
I様が建築した新居は、リビングを2階に配置し、南側に幅6mほどの大きな窓とフルフラットバルコニーが特徴です。その土地は、前面道路から奥にかけて約3mの傾斜がありますが、高低差を活かして開放感とプライバシーの両立を実現しました。また、断熱性能の高い窓を使用することでZEH仕様も実現しています。