港区の不動産会社、軽井沢への挑戦。別荘を売って、日本を変える。「シェア別荘の所有権販売」という斬新なプロジェクトに懸けた思いとは?株式会社アセットリンクスインタビュー #軽井沢 #別荘 #YUI_KARUIZAWA

 アキヤリノバ編集部では、全国でも別荘地・避暑地として名高い軽井沢にて、「結 -YUI- KARUIZAWA」というこれまでにないシェア別荘を販売する、株式会社アセットリンクス(所在地:東京都港区、代表取締役:下脇悠介 以下「アセットリンクス」)へインタビューを行った。

 「結 -YUI- KARUIZAWA」はどのような体験を提供できるのか?
 軽井沢の別荘という、富裕層以外には馴染みの薄い商品をあえて低価格で販売する理由とは?

 アセットリンクスのチームがこのプロジェクトに懸ける思い、そしてプロジェクトの目指すビジョンについて語る。


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https://akiyarenova.news/archives/3162

───まずはアセットリンクス様について、どのような会社なのか自己紹介をお願いします。

 アセットリンクス 中村様(以下、「中村」):よろしくお願いします。私たちアセットリンクスは、
 ①住宅の購入/売却などのコンサルティング
 ②不動産投資のコンサルティング・サポート
 ③マンション管理業
主としてこれら3つを手がける不動産会社です。

 この度、軽井沢にてシェア別荘「結 -YUI- KARUIZAWA」の販売を行わせていただきました。
 本日はこの「結 -YUI- KARUIZAWA」について、お話できればと思っています。

───それでは「結 -YUI- KARUIZAWA」の特徴について教えてください。

 アセットリンクス 代表 下脇様(以下、下脇):「結 -YUI- KARUIZAWA」では、2種類の軽井沢別荘の所有権を取り扱っています。

 ①「ISHIKU」
 ②「KIBANA」
の2種類です。

 このどちらにも、古来より日本にある伝統的な建築様式を再評価したいという狙いがあります。

 現代的な建築様式において、石は建材としてはあまり使われていません。石の建材としての用途を聞かれても、墓石しか思い浮かばない方がほとんどなのではないでしょうか。内装材として石を用いるのは珍しいんですね。ですが「結 -YUI- KARUIZAWA」ではそれをやりたかった。

①ISHIKU 外観
②KIBANA 外観

 そもそも石と木材の組み合わせで家屋を建てるのは、日本人にとって古くから親しみ深い手法なんです。石が本来有する建材としてのポテンシャルを、より広範に活かしたかった。多様な用途を提示したかったのです。

 また、「結 -YUI- KARUIZAWA」には、地産地消による地域貢献という目的もありました。石は軽井沢近郊で採掘できる「浅間石」というものを使用しています。木材も軽井沢産のものです。地元で育ち、地元で取れたものですね。職人様についても、現地の石工の方々にお願いしています。

ISHIKUテラスから見える景色

 こうした経緯もあり、「結 -YUI- KARUIZAWA」の第1弾は誇りをもって「ISHIKU」と命名いたしました。

 中村:また、競合他社様の軽井沢別荘販売と大きく異なる点は、別荘の所有権を販売しているということです。利用日数は各オーナー様で公平に配分されます。

 これはつまり、資産性を有しており、滞在・居住目的のみならず運用資産としてもご活用いただけることを意味します。空き枠の販売や購入も可能です。
 この販売方式により、購入費や初期費用はもちろん、管理費や維持費も所有者全員での負担となるため、従来の別荘販売よりも費用が抑えられるのがメリットです。

近年、不動産に限らずシェアリングというビジネスの業態は、急速な発展と拡大を見せています。また、コロナ禍で海外旅行へ行けない時勢もあり、国内での生活を充実させるための消費・投資に対する需要が大きくなりつつあるという状況もあります。「結 -YUI- KARUIZAWA」は、そのようなニーズにお応えすべく始まったブランドです。

───従来の別荘販売や施設利用権の販売ではなく、所有権の販売という新しいかたちを取った理由は?

 下脇:完全に所有するのではなく、完全にシェアするのでもない。シェアリングエコノミーの拡大という時勢を鑑みて、この中間に位置する不動産販売があってもいいんじゃないかと思い至ったからですね。

 「シェアハウス」という居住のあり方を再評価したかったという企図もあります。この概念は新奇なものではありません。江戸時代には既に、長屋という一つの建物に複数世帯が同居することは自然なライフスタイルでした。

 「ISHIKU」「KIBANA」の設計思想もそうですが、「結 -YUI- KARUIZAWA」プロジェクト全体に温故知新というコンセプトが通底しています。

 ───「ISHIKU」と「KIBANA」のどちらにもサウナと水風呂が備え付けられているとお伺いしました。

 下脇:はい。どちらも森を見ながらサウナに入れます。外気浴も森の中で行えます。サウナはどちらともロウリュが可能ですので、お好みに合わせた熱さに調整できます。
 「ISHIKU」の水風呂は石風呂なので、他では味わえない石風呂特有の冷たさをぜひ体験してほしいです。アメニティも様々な香り高いアイテムを充実させています。

 ───この「結 -YUI- KARUIZAWA」プロジェクトが始まった経緯は?

 下脇:やはり新型コロナウイルス感染症による生活スタイルの変化が、大きな要因ですね。
 既に別荘をお持ちだった方にお話を伺っていたところ、遠出するにも人混みは避けたいときに、別荘があったことで安心感を覚えたという方が多くいらっしゃいました。
 他にも都市部で生まれ育った方は、別荘、つまり別地域の拠点を持つことで、人生を豊かにする「田舎」の感覚を得られたというお話もありました。
 子育てについても、都市部の人込みを離れてゆっくりとした時間を得られたというお話も伺えました。
 こうしたお話を受けて、軽井沢の別荘販売を発起した次第です。

 ───別荘地の中から軽井沢を選んだ理由は?

 下脇:色々ありますが、軽井沢で過ごす時間の快さを多くの方々とも共有したかったという動機は大きいですね。
 私も最初は軽井沢に対して、降雪量が多くて過ごしにくそうなところかと思っていました。ですが実際に行ってみて、焚き火の揺らぎを見てぼうっと過ごしたり、家族と雪遊びをして童心に返った経験……忘れていた何かが蘇るような経験が印象深く残りました。
 この素晴らしい経験を、「結 -YUI- KARUIZAWA」の販売を通じて、若年層の方々も含めて幅広くにお伝えできたらという思いがあります。

 ───「若年層の方々」ということですが、こうした軽井沢に対して馴染みの薄いであろう層へリーチするために、どのようなマーケティングを行っているのでしょうか?

 下脇:まずは価格ですね。「結 -YUI- KARUIZAWA」は、先ほど申し上げた所有権の販売という形態を取っていることもあり、これまでの別荘販売にはない低価格を実現しています。具体的には税込350万円からのご購入が可能です。
 管理費用についても、地方都市で2LDKほどの賃貸住宅を借りた際の年間費用とほとんど同じです。諸費用は若年層の方々でもお求めやすい水準だと自負しています。

 他にもFacebookやInstagramなどのSNS運用に力を入れています。

Facebook:https://www.facebook.com/sustainable.vila.yui

Instagramhttps://instagram.com/yui_sustainable_villa?utm_medium=copy_link

 ───「結 -YUI- KARUIZAWA」を介して実現させたい今後の展望は?

 下脇:「アキヤリノバ」さんも同じかと思いますが、全国各地の空き家問題の解決に寄与したいと考えています。そのためにも地方の持つ活力への注目度を上げたいですね。地方創生なくして空き家問題は解決しえないので。

 コロナ禍による生活スタイルの変化で、リモート勤務が膾炙したことにより、都市部で生活し続ける必要性はこれまでよりも少なくなりました。私も含めて多くの方々の趣向が、より良い環境で仕事をしたいというものに変わりつつあるのを感じています。

 となればそこで、空き家や地方に注目が集まるのは自然な流れです。このとき、既存の家屋を再利用できれば経済的にも環境的にもより良いですよね。「結 -YUI- KARUIZAWA」のようなプロジェクトを発展させることで、多様な地方の魅力を提示していきたいです。

 人々が都市部のコミュニティに一極集中するのではなく、色々なところへ点在する。そこでまた、本来なら出会わなかったであろう人々とのコミュニティが形成され、経済や活力が全国に拡散していく。事業を介してこうした未来を実現させたいですね。

株式会社アセットリンクスHP

https://asset-links.co.jp/

結 -YUI- KARUIZAWAブランドHP

https://yui-villa.com/

ISHIKUの詳細はこちら

https://yui-villa.com/ishiku.html

KIBANAの詳細はこちら

https://yui-villa.com/kibana.html

Facebook:https://www.facebook.com/sustainable.vila.yui

Instagram:https://instagram.com/yui_sustainable_villa?utm_medium=copy_link

<会社情報>

社名
株式会社アセットリンクス
設立年月
2013年9月
代表者
下脇 悠介
所在地
〒107-0062   東京都港区南青山二丁目2番15号ウィン青山1136

TEL
03-6438-9726
FAX
03-6438-9736

主たる事業

・住宅コンサルティング
・不動産投資家向けサービス
・マンション管理

WEB
https://asset-links.co.jp/

《アセットリンクスのミッション》
不動産という「モノ」を売るのではなく、ライフスタイルという「価値」を売る。

《私たちの価値観》

人と人との出会いを大切にします。
(私たちは支えてくれる家族や全ての皆様に感謝し、皆は一人の為に、一人は皆の為に、互いの力を最大限に活かします。)

確かな知識に基づく、最高のサービスを提供します。
(全ての皆様に最大限満足頂けるよう、専門的な知識の向上に日々努めます。)

ご縁ある全ての人を幸せにします。
(企業活動を通じて、皆様と多くの時間を過ごし、生活を支え、豊かな未来を築く大役を担う事の責任を重んじます)


本記事に関するお問い合わせは以下まで

アズビット株式会社 アキヤリノバ編集部 担当:梁取

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