「独身だけど自分の家が欲しい。」「家賃を払い続けるのはもったいない。」そう考えるシングルが増えているそうです。一方で、「そうは言っても先立つ物が。」「この先何十年もローンが払えるんだろうか?」そんなお金の不安もついて回ります。築古の空き家を買ってリノベすれば、新築と比べて低コストで家が手に入る、と言われています。そうはいっても空き家って怖い、と二の足を踏む人も多いのではないでしょうか。
そこで、空き家をリノベしようか?と悩んでいる方に少しでも参考になればと、この記事では普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベした経験から、実際に何をして何を考え、結果どうなったかを紹介しようと思います。
前回の記事
第48回 足元はどれくらい冷える?
IoT住宅とは?
IoTとは「Internet of Things」の略で、直訳すると「モノのインターネット」となり、さまざまなモノをインターネットでつなぐことを意味します。
IoT住宅とは、IoT技術やIoT機器を取り入れた住宅のことです。例えば、エアコンやTVなどの家電をスマホで遠隔操作したり、スマートロックで外出先から玄関の施錠・開錠を確認したり、モニター付きインターホンの映像を出先で確認したり、家電の利用状況をモニタリングして高齢者の見守りをしたり、様々なことが可能になります。
IoT機器は古い家でも導入可能
IoT住宅というと、最新の技術を取り入れていて、なんとなく新築注文住宅の話と思われる方もいるかもしれませんが、インターネット回線とIoT対応の設備さえあれば、家の古さは関係ありません。そのため、リノベの際にIoT対応の設備を設置・交換すれば、古い空き家であってもIoT住宅にすることが出来ます。また、物によっては、既存の設備にDIYで取り付け可能です。
例えば、お風呂をIoT対応のユニットバスに交換して、帰宅15分前に給湯の操作をすることで、帰宅したらすぐ、沸かしたてのお風呂に入ることも出来ます。
またカーテンレールにスマホで操作出来る巻き上げ機を設置して、目覚ましと連動してカーテンを開けることも可能です。
スマートロックの設置を検討したが
外出先で「あれ、鍵締めたかな?」と、不安になったことはありませんか?私はよくあります。なのでオートロック機能があり、外出先でもスマホで施錠確認が出来るスマートロックは設置しようかと検討しました。リノベで玄関扉の位置を変更したため、玄関扉自体も新しい物に交換するので、スマートロック対応も出来ます。
ただ、調べてみると、スマートロックは既存の扉に取り付け可能なデバイスが市販されており、リノベ工事に組み込んで玄関扉のグレードを上げるよりも、安上がりで出来るようでした。スマートロックが絶対に必要というわけでもなく、必要となれば後から設置も可能ということで、リノベ工事の段階では、標準グレードの玄関扉にしておいて、設置が必要か継続検討とすることにしました。リノベの段階では決めなければいけないことが多いので、棚上げ出来る話は後回しにする方がベターだと思います。
私の場合、独身一人暮らしなので、一戸建てでは1部屋余っています。余っている部屋でルームシェアも検討しているのですが、もしそれをするなら、玄関扉と各々の個室にはスマートロック設置するのがいいと考えています。ただ、現状一人で生活している分には、あれば便利で安心な気もしますが、どうしても必要なわけでもなく、今のところは保留しています。
過去の記事
第46回 階段は身近なスポーツジム
第47回 駅徒歩何分?
第48回 足元はどれくらい冷える?
よくばり売却 豊中北店 – 売却・売買・仲介・賃貸管理など無料査定で確実に家を売れるサービスをご提案。
https://yokubaribaikyaku.com/toyonakaNorth/