【空き家リノベ体験記】~普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベしてみた~ 第47回 駅徒歩何分? #リノベーション #空き家

「独身だけど自分の家が欲しい。」「家賃を払い続けるのはもったいない。」そう考えるシングルが増えているそうです。一方で、「そうは言っても先立つ物が。」「この先何十年もローンが払えるんだろうか?」そんなお金の不安もついて回ります。築古の空き家を買ってリノベすれば、新築と比べて低コストで家が手に入る、と言われています。そうはいっても空き家って怖い、と二の足を踏む人も多いのではないでしょうか。

そこで、空き家をリノベしようか?と悩んでいる方に少しでも参考になればと、この記事では普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベした経験から、実際に何をして何を考え、結果どうなったかを紹介しようと思います。

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第46回 階段は身近なスポーツジム

目次

広告の所要時間

私の自宅は、不動産の広告では最寄り駅まで徒歩4分となっていました。しかし、実際に歩いてみると、4分では電車に乗るのは難しいです。

所要時間の表示通りに目的地に着かない。だれしもそんな経験をしたことはあると思います。同じ道のりであっても、その時の道路状況や歩く人の違いで所要時間は変わってきます。そのため、「不動産の表示に関する公正競争規約」というルールで、徒歩分数の表示の仕方を定めています。

そのルールによりますと、建物の出入り口から駅などの施設の出入り口まで、実際に歩くであろう道のりの距離を測って、1分=80mとして徒歩分数を表示することになっています。この時、坂道や階段で歩くのが遅くなることや、信号待ちの時間等は考慮されていないため、実際に駅まで歩くとその分余分に時間がかかることになります。また、駅舎の出入り口までの距離になるため、駅に入ってからホームで電車に乗るまでの時間も考慮しなければいけません。

実際に歩いてみよう

不動産広告に書かれている徒歩分数はあくまで目安にしかなりません。よっぽど土地勘のある場所でなければ、内見の際には実際に最寄り駅まで歩いてみるといいでしょう。駅までの所要時間だけでなく、周辺や駅までの経路の雰囲気も分かります。

高低差を調べてみよう

私の家の場合、駅までの経路およそ300mの間に10m強の高低差があるため、下りの家から駅まではいいですが、駅から家までは上りでかなり所要時間がのびます。埋立地等の平坦な土地もありますが、そうでなければ、都市の中であっても意外とアップダウンがあるものです。

実際に行き返りを歩いてみれば分かりますが、遠方にあり現地を確認に行くのが難しかったり、1日で何カ所も内見するため、歩く時間が確保できないこともあります。そういう場合にも、ストリートビュー等で道路の様子や信号の数は確認できますが、アップダウンは画面からは分かりにくいです。

地理院地図であれば、標高も調べることができます。また、自転車用のナビアプリであれば、経路上でどれくらい高低差があるか表示する機能がある物もあります。実際に歩く機会がとれない場合でも、高低差は調べておくといいでしょう。

ちなみに、坂道を歩く場合、平坦な道路を歩く場合と比べて運動効果は高くなります。6%以上の勾配であれば、平坦路のおよそ2倍の運動効果があるそうです。上り坂は疲れますが、悪いことばかりでもないのです。

待ち時間の少なくなる立地選びも

不動産広告の駅徒歩時間に注目して駅近物件を選んでも、開かずの踏切が途中にあったりすると、実際の所要時間ではちっとも駅近じゃない、なんてこともあります。実際に物件を選ぶ際には、広告の数字だけで選ぶのはやめた方がいいと思います。

私の場合、自転車通勤を想定していたので、物件を選ぶ際に、踏み切りや、待ち時間の長い幹線道路の信号を通らないでいいエリア、というものを条件に入れていました。

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