【名古屋県・名古屋市】名古屋・有松の古き良き魅力を未来へ繋ぐ—クラウドファンディングで古民家の新たな可能性を

名古屋市緑区有松、歴史ある街並みを有するこの地で、明治時代に建造された古民家を活用したレンタルキッチン・レンタルスペース「moss Arimatsu」（以下、当施設）の改修プロジェクトが始動しました。合同会社ありまつ中心家守会社は、本プロジェクトのためのクラウドファンディングを開始し、2024年春の開業を目指しています。

プロジェクトページ https://camp-fire.jp/projects/view/714395

日本遺産の街である名古屋市有松では、明治時代の古民家を改修し、来訪者と地域住民が共存する場として活用することが計画されています。新型コロナウイルスの流行を乗り越え、訪問者や地域活動が再び活発になりつつある中、ありまつ家守は、「アリマツーケット」などの地域振興イベントやまちづくりワークショップを通じて、地域の挑戦を支援してきました。

このプロジェクトは、有松の歴史や文化を伝え、地域コミュニティの活性化を目的としています。公的補助金を活用しながらも、修復コストが高額になったため、500万円を目標金額とするクラウドファンディングを実施しており、集められた支援金は、既存の建物を生かしての改築に充てられます。
　リターンについては、別途ありまつ家守の予算から計上されるとのことです。

想定建設費：総額　約3500万円

├建物解体費：270万円

├基礎工事・木工事費等：1600万円

├揚方・瓦屋根工事費：530万円

├左官・内装・電気工事費等：900万円

└庭の整備費：270万円

※目標額を上回った支援金については、さらなる修繕費用に活用されます。

リターン一覧はこちら

https://camp-fire.jp/projects/view/714395
※都合により、リンク先が表示されない場合がございます。予めご了承ください。

5,000円から500,000円まで複数選択することができる支援のリターンとして、本施設で利用できる金券、有松絞りのランチョンマット、オリジナルのイラストのプリント手ぬぐい、当施設の1日利用券、特別な有松案内に加え、個人・法人名を名板に記名できる権利が含まれます。

施設概要

所在地：愛知県名古屋市有松928

アクセス：

有松駅より徒歩で約5分（名鉄名古屋駅から約20分）

有松ICより車で約10分

スペースについて：

キッチン（約10平米）

設備：IHコンロ2口、電子レンジ・オーブンレンジ、コールドテーブル、製氷機、冷凍ストッカーほか

スペース（約25平米）

設備：テーブル、イス、プロジェクター、マイク＋スピーカー、ゲスト用Wi-fiほか

有松について

有松は、2016年に重要伝統的建造物群保存地区に認定され、2019年には日本遺産に選ばれた地域です。有松絞りの産地としても知られ、毎年開催される有松絞り祭りは約8万人の来訪者を迎えますが、一極集中するイベントへの依存や少子高齢化による絞り産業の空洞化などの課題も抱えています。

アリマツーケット

2020年から年3回〈3月、6月、11月〉に渡って開催されてきた、有松天満社一帯でおこなうものづくり文化にふれるマルシェイベントです。新型コロナウイルスの影響で中止や延期があったものの、2023年は各回で30軒を超える出店が予定されており、4,000人以上の来場者が期待されています。
https://arimatsu-ket.com/