【関東】九都県市が大規模な防災訓練を実施、関東大震災から100年の節目に

九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)では、大地震などの甚大な災害発生に備えて、政治・経済などの中枢機能が集積している地域で、毎年市民、防災関係機関、そして国と連携・協力して訓練を実施しています。

今年は特別な年で、1923年に発生した関東大震災から100年の節目となります。そのため、相模原市が幹事都市を担当し、中央会場として、例年よりも大規模な訓練を予定しています。この訓練には、内閣総理大臣をはじめとした関係閣僚等が来場し、会場内の訓練視察に加え、マンホールトイレ設営訓練、バケツリレーによる消火訓練も行われます。

本訓練の一部は一般の皆様もご参加いただけます。防災について改めて考える機会として、ぜひご来場ください。

目次

実施日時

令和5年9月1日(金) 午前10時から午後0時15分まで

※防災フェア(展示・体験)は、午前9時から午後0時30分まで
実施場所等

相模総合補給廠一部返還地ほか(JR相模原駅(北口)から徒歩10分)

※入場時に、警備の都合上、手荷物検査と金属探知機ゲートでの検査を行います。

 お持ち込みいただけない手荷物があった場合、入場をお断りする場合があります。

 会場に持ち込めないものの例:缶、ビン、酒類、危険物(模造品を含む)

※駐車場・駐輪場はありません。公共交通機関を利用してください。

※訓練実施に伴い、午前8時30分から午後2時まで東西道路は全面通行止めとなります。

 周辺道路へう回するなど、ご協力をお願いします。

実施規模

参加機関・団体 約140機関・団体

  • 訓練想定

令和5年9月1日(金)午前10時00分、相模原市直下を震源とするマグニチュード7クラスの地震が発生。市内最大震度6強を観測、がけ崩れ、建物倒壊、火災等が発生し、死傷者も出ている。また、鉄道、道路、電気、ガス、水道、通信等のライフラインにも被害が発生している。

訓練の詳細

・さがみはら1分間行動訓練(その場で姿勢を低くし、頭部を手や荷物で保護します。)

 ※大規模地震発生時のはじめの1分間に、落ち着いて適切な行動をとるための訓練です。

・市民による訓練(初期消火訓練、救出訓練、応急救護訓練、小学生による訓練、災害ボランティア訓練等)

・情報収集活動訓練(車両、航空機、ドローン、無線を使用)

・緊急交通路確保・道路啓開訓練(事故車両、がれき等の除去)

・救出救助・消火訓練(消防隊等による救出救助) 

・医療救護訓練(災害現場におけるトリアージ、医療救護)

・航空機訓練(ヘリコプターによる救援物資輸送や被災者搬送)

・救護所運営訓練(傷病者のトリアージ、応急手当、搬送調整)

・現地合同調整所運営訓練(訓練参加部隊相互の情報共有と活動調整)

・ライフライン復旧訓練(電力・通信・ガス・水道復旧、応急仮設住宅建設)

・救援物資輸送訓練(救援物資の受け入れ、仕分け、輸送)

・システム通信訓練(ひばり放送等による情報伝達)

・防災フェア(啓発物品展示・配布、体験コーナー)

【過去の訓練の様子】

倒壊建物からの救出救助活動の様子

一斉放水の様子

詳細については、ホームページをご覧ください。

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/1026529/bousai/1008801/1008805.html

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