そんな中、業界随一の古家・空き家再生のスペシャリスト、三木章裕氏による本『実家の「空き家」超有効活用術』が、2023年7月24日にフォレスト出版より発売されます。この本では、実家の空き家を“負動産”から“富動産”に変えるための4つの具体的な活用法が紹介されています。
- 売る: 不要な空き家を売却し、その収益を資産として有効活用する方法。
- 使う: 空き家を事業場所や店舗として使用し、ビジネスの拠点として活用する方法。
- 住む: 空き家をリフォーム・リノベーションして自分の住まいとして活用する方法。
- 貸す: 空き家を賃貸物件として提供し、賃料収入を得る方法。
これらの活用法は、所有者に最終的にどれだけの利益をもたらすか、つまり最も「資産」としての価値が高い手法の順にランク付けされています。そして、この本は、その理由や詳細も徹底解説しています。
実家の空き家を相続した際、年間50万円以上の固定資産税や維持費が発生します。空き家の維持が難しいと感じた場合、簡単に国へ返納する考えもあるかもしれませんが、その場合でもコストが発生します。また、放置された空き家は地域の景観を損ない、防犯面での問題も生じるため、適切な対策が求められます。
三木氏は、日本を代表する古家・空き家再生のスペシャリストとして、不動産に関する知識がない方でも理解しやすい解説を提供しています。この本を読むことで、空き家の有効活用法を学び、負担を資産へと変えることができます。
空き家を所有することになる方、すでに所有しており困っている方に、実家の空き家問題をお得に解決する方法をまとめたこの一冊は非常に価値があります。空き家を持続可能な資産へと変えるためのヒントが詰まっています。
主要目次
◆第1章:実家の「空き家」の悩みを解決する4つの方法
◆第2章:まとまったお金が手に入る「売却」
◆第3章:辺鄙なでも場所でもアイデア次第「使う」
◆第4章:「自ら住み暮らす」決断をしたら……
◆第5章:空き家に働いてもらう「賃貸」
◆第6章:空き家の「潜在能力」を探る
◆第7章:空き家を生み出さないために
◆第8章:「空き家」は新しいビジネスマーケット
〈著者プロフィール〉
三木 章裕(みき・あきひろ)
収益不動産経営コンサルタント。一般社団法人日本不動産コーディネーター協会理事長。一般社団法人全国古家再生推進協議会顧問。指導先の資産形成額が300億円以上にのぼる、不動産による資産づくりの専門家。バブル絶頂期には不動産仲介で、1人で1億円以上稼ぎ出し仕事や遊びを謳歌するも、バブル崩壊とともにほとんどの資産を失い10数億円の借金を背負う。しかし、代々大阪商人の家系に育ち、言い伝えられた商人道と蓄財術を活用して復活を図る。
「不動産投資は一部のお金持ちのものでない。すべての人が経済的自立をするために、もっと取り入れるべきだ」という理念のもと、一般のサラリーマンでも無理なくできる資産形成としての不動産投資のノウハウを伝授している。特に、現在は全国に1,000万戸を超えるといわれる「空き家」を活かして手軽に収益化するノウハウを提供。「空き家」という社会問題を解決し、住まいを確保することが困難な人々と投資家をマッチングして、たくさんの人を豊かで幸せにすることをミッションに日々邁進している。大阪商人に口伝で伝わった「長者教」伝承者。喜ばれる大家の会事務局長。著書に『空き家を買って、不動産投資で儲ける!』『儲かる! 空き家・古家不動産投資入門』(以上、フォレスト出版)などがある。