【奈良県御杖村】築152年の古民家をフルリノベーション!『Yoshitake村御杖』工務店がSDGsに挑戦、限界集落の増え続ける空き家を活用して地域活性化に貢献するプロジェクトが始動。

日本の古民家が新たな息吹を取り戻すとともに、地域活性化にも貢献する期待のプロジェクトが発表されました。東大阪の吉武工務店がSDGsを背景に、152年の歴史を持つ古民家を3700万円でフルリノベーション。その結果、古民家体験宿泊モデルハウス『Yoshitake村御杖』が誕生しました。完成を記念し、2023年7月8日(土)にモデルハウス完成イベントが奈良県御杖村で開催される予定です。

この取り組みは、過疎化が進む地域で増え続ける空き家問題を解決し、地域再生を図る目的を持っています。保養所や二拠点生活等の施設として活用可能で、企業のリトリートや研修施設、一棟貸しの宿泊施設としても利用可能です。これをきっかけに企業が地方に進出し、新たなビジネスの起点を築くことで地域活性化を促進することを期待しています。

外観は下屋と外壁の張替え、軒の木部の再塗装を行い、主屋では床や天井、壁までを一新しました。さらに、新たに浴室棟を増設し、ユニットバスに加えてサウナや露天風呂・ドラム缶の水風呂を設置し、リラクゼーションの場ともなっています。

このプロジェクトは、過疎化が進む地方の問題解決に新たな光を投げかけます。過去に古民家の保養所を所有し、その有効活用を体験した吉武工務店は、同じ経験を多くの企業にも提供したいと考えています。また、古民家の再生やリノベーションを通じて、日本の伝統工法の保全と地方への企業参入を支援し、地域の過疎化解消を目指します。

モデルハウスは、保養所や一棟貸し宿泊施設を考える方々に向けた示唆に富んだスペースとなっています。約700坪の広大な敷地には、グランピングや農園、BBQ広場に加え、ゴルフのアプローチ練習場など、多彩な遊びの要素が取り入れられています。約85坪の平屋には、薪ストーブやバーカウンター、10人以上が宿泊できるスペースが設けられ、夏には蛍と星空が楽しめる絶景ポイントでもあります。

完成イベントでは、古民家選びのポイントを紹介するセミナーや古民家の見学会、お餅つき大会やカンナ削り体験など、地元の伝統文化に触れる機会も提供されます。特に、古民家の選び方やリノベーションについて学ぶことができるセミナーは、将来的に古民家を活用したいと考える企業や個人にとって貴重な情報源となるでしょう。

イベントは無料で、参加希望者は7月3日(月)までに電話またはメールで予約を行うことが必要です。参加者には、御杖村の美しい自然と、新たに息を吹き込まれた古民家の魅力を体感してもらうだけでなく、その可能性を一緒に考える機会を提供します。

過疎化が進む地方の活性化のために、古民家リノベーションは有望な一手といえるでしょう。地元の素材と伝統工法を活用し、新たな価値を創造するこの取り組みは、地域の魅力を再認識し、次世代につなげる重要な役割を果たします。これが、過疎化という困難な課題に立ち向かう新たな一歩となることを期待しています。

※現在御杖村で空き家となっている古民家約150軒の中の1軒の写真です。
※現在御杖村で空き家となっている古民家約150軒の中の1軒の写真です。
日時2023年7月8日(土)10時30分
場所〒633—1301 奈良県宇陀郡御杖村大字神末3965
特徴・保養所や一棟貸し宿泊施設事業をお考えの方へ向けたモデルハウス。 ・約700坪の広大な土地で、グランピングや農園、BBQ広場に、ゴルフのアプローチ 練習場   と様々な遊びの要素も取り入れました。 ・約85坪の平屋に薪ストーブやバーカウンター、10人以上も泊まれるスペースが夏には蛍と星空の素晴らしい景色が広がります。 ・浴室棟を新たに増設し、露天風呂やサウナ、ドラム缶の水風呂を設置。 ・当日は古民家選びのポイント等のセミナーを開催いたします。
イベント概要10:30 受付開始 11:00 オープニングセレモニー (御杖村伊藤村長挨拶・代表挨拶等) 11:30 古民家案内・見学会 12:00 お餅つき大会 13:00 カンナ削り体験・相談会  14:00 閉会挨拶
料金無料
参加方法電話、又はメールにて参加受付(7月3日(月)〆切)  ※完全予約制
Yoshitake村御杖 完成見学会 | 関西古民家LIFE

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