そして実際のリノベーションでは、長年の空き家生活が生んだ問題、雨漏りの補修や屋根の葺き替え、外壁の塗装、床の張り直し等を実施。外観は、千駄木の街並みに馴染みつつも目を引く色味に一新し、内部は木の素材感を活かしたリノベーションを行いました。
その結果、新たに開業した「粋黒」では、店主のふるさとである静岡の特産品や、箱根西麓で採れる新鮮な野菜、伊豆のわさびを使ったこだわりの料理が提供されています。中でも、店主自慢の鯛茶漬けは必食の逸品です。
「粋黒」が生まれたこの物件は、過去に残置物の撤去や雨漏り補修、外壁塗装など、多くのリノベーションが必要とされました。「アキサポ」はそれら一切を引き受け、空き家だった物件を美しい店舗に変貌させました。リノベーション後の内観を見ると、風呂があった場所は浴槽を撤去し、荷物置き場やバックヤードとして活用。このような手法で、空間を有効に使い、快適なカフェスペースを生み出しています。
空き家活用サービス「アキサポ」は2016年より開始され、これまで200件以上の空き家問題の解決に貢献してきました。今回の「粋黒」のような事例を通じて、持ち主や地域のニーズに合わせた最適な空き家活用を提案し続けます。