第40回住まいのリフォームコンクール、新たな住まいの価値を創造するチャンス
今年で40回目を迎える「第40回住まいのリフォームコンクール」が開催されます。本コンクールは、全国各地で施工された住宅リフォームの優秀な事例を表彰し、消費者や事業者に広く紹介することを通じて、住宅リフォームの促進とその水準の向上を図ることを目的としています。公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが主催し、1985年度から開催されてきました。
住宅リフォーム部門とコンバージョン部門の2部門に分かれて開催されるこのコンクールでは、リフォーム前後がともに住宅である作品を募集する「住宅リフォーム部門」、そして住宅以外の建物を住宅として再生したものや、空き家をカフェ、コミュニティ施設、子育て支援施設など住宅以外に用途変更した活用事例を募集する「コンバージョン部門」が設けられています。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、国は断熱リフォームなどによる住宅の省エネ化を推進しており、また、年々増加する空き家に対し、その有効活用がより進むことも期待されています。こうした背景を受けて、本コンクールが今回40回目の開催を迎えることは、大変意義深いことと言えるでしょう。
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