廃業旅館の再生と空き家活用を実現する新たなまちづくり拠点「Little Japan ECHIGO」が、2023年4月1日に新潟県南魚沼郡湯沢町にグランドオープンします。株式会社Little Japan(東京都台東区 代表取締役:柚木理雄)が運営するこの施設は、宿泊・飲食・まちづくりの3つの機能を兼ね備えた複合施設で、廃業した旅館や事業承継を行う起業家の育成を通じて、集落全体の空き家活用を実現することを目指しています。
昨年12月に先行オープンした宿泊施設に加え、今回新たに2つの機能が加わります。まず、「湯沢町起業型地域おこし協力隊(宿泊業)隊員活動支援業務」の一環として、官民連携で廃業旅館や事業承継を行う起業家を育成するまちづくり拠点が設立されます。また、Little Japan ECHIGO内にあるカフェが、集落唯一の飲食店としてオープン。観光客や地元住民にランチを提供し、湯沢町の泊食分離政策の受け皿として機能します。
湯沢町では、空き家増加や旅館の廃業が深刻な問題となっています。これに対処するため、「湯沢町起業型地域おこし協力隊(宿泊業)隊員活動支援業務」が本年度より開始され、株式会社Little Japanが受託しています。同社は、官民連携で廃業旅館や事業承継を行う起業家の育成を行い、集落全体の空き家活用の実現を目指しています。その一環として、初の地域おこし協力隊員が2023年3月10日に着任しました。
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