業界初、画像を自動で3D化!リッチなオンライン内見コンテンツの制作が可能な「パノラマ変換3Dプレイヤー」を本日リリース #3D #VR #オンライン内見

空間データ(*1)活用プラットフォーム「スペースリー」を提供する株式会社スペースリー(東京都渋谷区、代表取締役:森田 博和、以下:当社 )は、本日2023年2月24日、業界初となる、360°VR画像(パノラマ画像)を自動で3D化したリッチなオンライン内見コンテンツの制作を可能とした「パノラマ変換3Dプレイヤー」をリリースした。
2022年6月22日にβ版として提供開始した時点から事業者の声も反映し改善を重ね、正式なリリースとなった。

 3D化された内見コンテンツでは、自動推定されたサイズ測定や、市販の家具を配置するなど、消費者が家探しをする上で知りたい情報が把握でき、また、新生活をイメージしながら家探しがよりワクワクするような体験を提供いたします。このようなオンラインでもリアルな内見に近い体験、また、リアルな内見ではできないような家具置きなどの機能が活用されることで、不動産事業者にとってはこれまで以上にオーナー獲得、集客力のアップ、成約率アップといった効果に繋がります。

 今後、当社の「空間データ活用で”伝わる”をスマートに」というビジョンのもと、不動産管理会社トップシェア40%以上となる中で当該プレイヤーを全事業者で活用いただけるよう積極的に推進します。そして、3D化自動変換の精度向上などによる制作プロセスの一層の運用コスト削減、また、より物件の魅力が伝わりやすく、また軽量化されたコンテンツで消費者の家探し体験がより快適となる再生プレイヤーへと改善を続け、不動産業界の新たなスタンダードとなるべく事業開発を進めてまいります。

(*1) 空間データとは、空間表現に関わるデータ、写真などの2D画像から動画、360°パノラマコンテンツから3D画像までを含む言葉

■ 背景
 「スペースリー」は、ブラウザやVRデバイスで再生可能な360°VRコンテンツを誰でも手軽に、簡単に制作・編集、活用ができるクラウドソフトウェアです。
 単にコンテンツを簡単に制作することを実現するだけではなく、活用し効果を実感できることに重点を置いています。その結果、不動産売買・賃貸・住宅分野・製造分野における工場研修等で活用が進み、2016年11月のサービス提供開始から6年で7,200以上の利用事業者ユーザーにご活用いただいています。

 スペースリーは、市販される様々な360°カメラで取得された360°VR写真の編集・活用が可能なプラットフォームですが、近年、3D化の技術開発は急速に活性化し、その取得方法も、360°カメラでの撮影、今後拡大するLidarセンサーを搭載したiPhoneでの撮影、スマートフォンでの動画撮影からの3Dデータ化など一層手軽に、そして多岐化していくことが見込まれます。また、VRゴーグルのMeta Questの一般市場への普及など今後のデータの活用方法においても拡大が見込まれ、多様な方法で取り込まれた3D空間データをどう産業活用するかの過渡期にあります。

 空間データの産業利用の裾野・応用が豊富に広がっていくことを見込まれる中、空間データ活用プラットフォームとして、新たな技術変化に対応し、また、よりリッチなコンテンツを求めるユーザーの要望に対応していくために、数年前からAIによる画像からの部屋構造の推定などの研究開発を進め、今回の「パノラマ変換3Dプレイヤー」をリリースするに至りました。

 これまでの当社の再生プレイヤーはパノラマ画像を表示しぐるりと見渡すことができるコンテンツでした。今回リリースするプレイヤーでは、ドールハウスと言われるような物件全体が直感的に把握できるような完全な3D化が実現され、室内を歩いて移動することも可能な再生プレイヤーへと大きく進化しました。

■ パノラマ変換3Dプレイヤーの概要・特徴

上図説明:パノラマ画像から生成された3Dの廿日市リノベ空き家物件のドールハウス

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