- 妥協した設備の最多は「オートロック」で、8割が「妥協しても問題なかった」と回答
一方、「防音設備」は「妥協して後悔している」が半数以上住まいの設備の中で、妥協したものを聞いたところ、最も妥協していたのは「オートロック」で14.5%でした。次いで「2口以上コンロ」13.8%、「洗面所独立」「宅配ボックス」13.5%でした。中でも「オートロック」は妥協した人の8割が「妥協しても問題なかった」と回答していました。
「オートロック」は、セキュリティー面であると安心な設備ですが、妥協した人の81.0%が妥協しても問題なかったと回答しています。実際に妥協して問題なかった人からは「鍵をかけ忘れないようにすれば問題ないから(ファミリー)」といったコメントがありました。鍵をかけることをきちんと習慣づければ妥協しても気にならなくなるようです。
「2口以上コンロ」は、料理好きには欠かせない設備ですが、妥協した人の76.4%が妥協しても問題なかったと回答しました。理由としては「電子レンジでまかなえたから(カップル)」「料理を毎日するわけではないから(学生シングル)」という声がありました。
「宅配ボックス」は、ネットショッピングの利用機会が増えた昨今で注目を浴びている設備ですが、妥協した人の77.8%が妥協しても問題なかったと回答しました。妥協した人からは「時間指定で配達してもらうから(社会人シングル)」といったコメントがありました。
「洗面所独立」は、朝の身支度や帰宅時の手洗いであると便利な設備ですが、妥協した人の66.7%が妥協しても問題なかったと回答しました。妥協した理由を聞いたところ、「手鏡や姿見があるので問題なかったから(社会人シングル)」といった声がありました。
一方、「防音設備」は妥協した人のうち52.6%が後悔しています。テレワークやオンライン授業、おうち時間の増加で重視されている設備のため、妥協するかどうかは注意が必要なようです。
<調査概要>
■調査対象/過去2年以内(2020年10月以降)に住まいを探し、賃貸物件を契約した18~50歳男女400名■調査方法/インターネットによるアンケート調査
■調査期間/2022年11月1日(火)~11月4日(金)
※小数第2位を四捨五入しているため、合計100%にならない場合があります。
<調査結果について>
アットホームでは本調査をはじめ、賃貸物件に住む人や一戸建て・マンションを購入した人などに住まいに関する調査を定期的に行っています。その他に「不動産取引における書類のオンライン化・電子サイン関する実態調査」や「住まい探しで見落としがちな物件情報ランキング」など不動産業界のトレンドに合わせた調査も実施しています。過去の調査結果など詳細につきましては、ぜひお問い合わせください。
【アットホーム調査】住まい探しの妥協ライン調査~賃貸編~|アットホーム株式会社