3月4日(土) プレイベントを実施、3月25日(土) グランドオープン・内覧会開催
株式会社水脈(長崎県島原市 代表取締役:佐々木翔)は、島原市の万町アーケード沿いにある江戸後期の古民家「旧堀部家住宅」を改修し、ホテルとカフェ、コワーキングスペースなどを備えた複合施設「水脈 mio」を2023年3月25日(土)にグランドオープンし、内覧会を実施します。
また、2月14日、当施設のティザーサイトを公開。3月4日(土)にはプレイベントを開催します。
旧堀部家住宅は、1848(嘉永元)年に建てられました。島原城大手門から最も近い商人地の万町に位置し、当時の華やかな商人地の様相を今に伝える旧綿問屋の歴史的建築物です。万町アーケードには通りの両側に湧き水が流れる水路があり、海側水路は飲用に、山側水路は掃除用具などを洗うために使うというルールがあるなど、湧き水と寄り添い、共に生きた生活文化があることを体験できる場所でもあります。
私たちは湧き水と共にある暮らしの豊かさを発信する拠点として、この建物を2室のホテルとカフェ、コワーキングスペース、設計事務所を備えた複合施設として活用し、地元の方から観光客までさまざまな人や情報が行き交う親しみやすく身近な施設を目指します。
旧堀部家住宅は、島原市から株式会社水脈が運営事業者に選定を受け運営していきます。複合施設「水脈 mio」の各機能の概要は以下の通り。【ホテル】
湧き水が流れる水路がある庭「湧水庭」を最大限活かし、この庭に面するよう、客室2室のみを設けました。雲仙岳と有明海に囲まれた自然豊かな島原。ここは至る所から、こんこんと湧き出る清らかな島原湧水群があることから水の都とも称されます。この島原の資源そのものである湧き水を贅沢に感じつつ、ゆったりと滞在できる空間です。また2室のうち、1室は玄関を入ってすぐの部屋に、キリスト教徒ではないことを示すために当時作られた仏壇跡があり、この土地の隠れキリシタンの歴史を感じさせる痕跡が今も残っています。2室とも浴室には島原温泉を完備しています。