「独身だけど自分の家が欲しい。」「家賃を払い続けるのはもったいない。」そう考えるシングルが増えているそうです。一方で、「そうは言っても先立つ物が。」「この先何十年もローンが払えるんだろうか?」そんなお金の不安もついて回ります。築古の空き家を買ってリノベすれば、新築と比べて低コストで家が手に入る、と言われています。そうはいっても空き家って怖い、と二の足を踏む人も多いのではないでしょうか。
そこで、空き家をリノベしようか?と悩んでいる方に少しでも参考になればと、この記事では普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベした経験から、実際に何をして何を考え、結果どうなったかを紹介しようと思います。
前回の記事
第8回 リノベ物件のイメージに合うインテリアを買う
持ち家でなので遠慮なくDIYができる
賃貸と比べて持ち家のメリットとして、DIYで壁や天井に穴をあけられる、という点があげられます。DIYをしない人には関係ない話ですが。
インターネットで調べれば、賃貸で原状回復を考慮したDIYリフォームのアイデアが色々と見つかりまが、そんな難しいこと考えなくとも、誰にはばかることなくDIYが出来ます。
私の場合、リノベ工事で予算を抑えるため、DIYで出来る箇所は自分でやることにしました。DIYでやると、予算が抑えられるだけでなく、実際に使いながら細かい調整がきくのもメリットです。
脱衣スペースを区切るカーテン
最初に取り組んだのが、お風呂の前に間仕切りカーテンを取り付けて、脱衣スペースを作ることです。
元の家はお風呂が小さかったので、隣の洗面所をつぶして大きいユニットバスを入れたのですが、そのため脱衣スペースが無くなっていました。
独身で一人暮らしなので、基本的には困りませんが、人が来た時はそれでは困ります。
間仕切りカーテン用の曲げられる天井付けカーテンレールを通販で購入して、取り付けました。カーテンレールは意外と簡単にDIYで設置することが出来ます。そこに、それに合わせて長さを調整した防水のシャワーカーテンを吊り下げました。
間仕切りカーテンにすると、間仕切り壁を設ける場合と比べて、不要な時はカーテンを開いて部屋が広く使えます。
リビングスペースの壁面ディスプレイ棚
人が集まってボードゲームで遊ぶ際に、どのゲームを遊ぶか候補を並べて選ぶのですが、それをわざわざ棚から机に出して並べなくていいように、壁面ディスプレイ棚が欲しいと前々から思っていました。
賃貸では市販のラックを使っていましたが、有効ボードを使った可動棚を設けることにしました。棚板は1×4材と折れ釘で安く簡単に作れます。
TVを壁掛けに
さらに、有効ボードの裏のスペースに配線を通し、重量を支えるための補強をして、TVの壁掛け金具を設置しました。配線を隠せてTV台が無くなるので、スッキリしますし掃除もし易いです。ただ、壁掛け金具や補強はDIYで出来ますが、電気配線はそういうわけにはいきませんので、リノベ工事の計画段階でコンセントをあらかじめ設けておく必要があります。
次回「住宅ローン控除の確定申告をする」についてお話したいと思います。
過去の記事
第1回 空き家を買ってリノベしよう!と決心する
第2回 どんな家に住みたいか考える
第3回 予算はいくらか考える
第4回 リノベできそうな空き家を探す
第5回 リノベーションの詳しい打ち合わせをする
第6回 住宅ローンを申し込む
第7回 工事の現場を見に行く
第8回 リノベ物件のイメージに合うインテリアを買う
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この記事を書いた人
よくばり売却 豊中北店 きどころ
もともとは、普通のサラリーマン。
空き家問題に興味を持ち、空き家をリノベして居住中。
現在は空き家問題解決の一助になれればと、
「よくばり売却」にて空き家・築古住宅の売却のお手伝いをしています。