「実話」投げ込まれた火炎瓶事件の、ファイテック投てき用消火用具による消火活動の体験談を取材し、防災対策の大切さを啓発するために公開した。
(実際の消火後の写真)
株式会社ファイテック(本社:愛知県大口町、 代表取締役:林 富徳 )は1月27日、実際の火災でファイテック投てき用消火用具を使用し、消火活動を行った被災者を取材し、火災の恐ろしさ、日ごろの防災対策の大切さを伝えるため、インタビュー内容をホームページ上で公開しました。
公開URL:https://fitech911.com/news/kasaimimai20230127
〈インタビュー内容 一部抜粋〉
———————————————————————————–
Q.そんな状況の中、どんな思いで投てき用消火用具を投げられたのですか?
A.めちゃくちゃ怖くて、死ぬんじゃないか、彼女も助けないといけない、消防車を呼ばなきゃいけないとパニックになってしまいましたが、御社の投てき用消火用具の事を思い出し、袋からとっさに出して火の中に投げました。そしたら、一瞬で火が消えていきましたので本当に助かりました。
Q.経験を通して皆さんに伝えたい事ありますか?
A.自分の家が燃えるなんて夢にも思っていませんでした。家族の命も大事ですが、自分の命は一つしかないし、自分が命を落としたら家族も悲しむ結果となってしまいますので、本当に御社の投てき用消火用具を皆さんに知って欲しいと思います。手軽で簡単に消せますし、実体験を通して改めてそう思いました。
———————————————————————————–
近年では、京都アニメーション放火殺人事件や大阪の北新地ビル放火殺人事件など、ガソリンを使用し、一度にたくさんの命を奪う恐ろしい火災事件が発生しています。このような火災事件を二度と起こさぬよう、素早い初期消火を行うための対策が重要視されています。
また、2023年1月には例年に無い記録的な大寒波が訪れ、全国で大雪の被害が出ていますが、家庭では暖房器具を使う機会が特に多くなり、住宅火災、アパート火災、マンション火災が急増しています。雪が積もっている環境下での消火活動は、積雪によって消火栓の場所もわかりづらくなり、消火のために雪かきから始めなければならない状況が発生し、消火活動も困難を極めています。このような環境下では、各家庭での初期消火活動が最も重要です。
そして、30年以内に70%の確率で発生すると発表されている首都直下地震(地震調査研究推進本部地震調査委員会発表)では、地下の水道管が破損し、東京都全体で火災が多発する被害が想定されています。過去に発生した阪神・淡路大震災の消火活動では上水道が断水したため、わずかな防火貯水槽を探しているうちに炎が延焼して被害が大きくなる結果となりました。火の手が大きくなりすぎて消火困難と判断した場合は、火勢に任せるまま消防員の判断で罹災者らの安全誘導を優先する「放任火災」と呼ばれる消防活動に切り替えられました。これらの教訓からも、首都直下地震への火災対策としては、各家庭での初期消火活動が最も重要と考えられています。