一旗プロデュース「徳川将軍家菩提寺 成道山大樹寺 重要文化財 大方丈障壁画VR」360°動画を公開。 重要文化財・冷泉為恭筆大樹寺大方丈障壁画をVRコンテンツとして再現。 #重要文化財 #VR

  • 重要文化財 大樹寺大方丈障壁画について

1475年(文明7年)に松平家の菩提寺として創建された大樹寺は1855年(安政2年)の火災により、主要建物が全焼し、以前の障壁画もろとも燃えてしまいました。1856年(安政3年)規模を少し小さくして再建され、その翌年冷泉為恭によって総数140面以上の膨大な障壁画が描きあげられたのです。

鉄線之間、次に続く牡丹之間、鶴之間は火災以前の大方丈の障壁画と同じテーマを用い、伝統的な狩野派の漢画様式で描かれ、上段之間、下段之間はやまと絵様式で描かれています。

冷泉為恭は幕末に活躍した復古大和絵の絵師ですが、漢画系の狩野派に生まれながら、古い絵画の模写研究を行い、ほぼ独学でやまと絵を学習したと伝えられています。漢画とは、中国の宋元(そうげん)画様式に倣った日本の水墨画のことで、狩野派はその様式を代表する絵師集団です。狩野派は、織田信長、豊臣秀吉などに絵師として仕え、江戸時代には徳川幕府の御用絵師を勤めました。対して、やまと絵とは、平安時代から続く日本の伝統的な絵画で、華麗な色彩や装飾性、四季の自然への感興が特徴です。

為恭は、その王朝時代の雅なやまと絵を、幕末に 蘇らせようとしました。 この大方丈の中でもやまと絵様式で描かれた下段之間、上段之間は、他の3つの部屋の雰囲気とがらりと変わり、まるで平安時代の雅な王朝世界へとタイムスリップしたような気分に浸ることができます。

本来、絵巻物のような小画面に描かれるやまと絵を、為恭は拡大し、天井と畳を除いて、部屋をぐるりと一周するように画面を連続させ、パノラマ式に描いています。このようなやまと絵は、とても珍しく、やまと絵の大画面化という偉業を達成している点で、美術史上重要な作品とされています。

  • 大樹寺について

かつて、桶狭間の戦いで敗れた家康公が逃げ帰り、自害を試みた際に、住職から「太平の世を目指す」教えを受け、思いとどまったという、歴史的に大きな役割を果たしたお寺です。
3代将軍家光公建立の山門、総門を起点に岡崎城と大樹寺を結ぶ約3kmの直線は「ビスタライン」と呼ばれ、歴史的眺望として約370年間守られてきました。

松平家・徳川将軍家の菩提寺で、1475年(文明7年)4代親忠により勢誉愚底上人が開山しました。 松平8代の墓、国の重要文化財の冷泉為恭ふす間絵、歴代将軍の位牌、家康73歳の時の木像などが祀られています。
また、国の重要文化財である多宝塔は、1535年(天文4年)に家康の祖父・松平清康が建立しました。

1層は方形、2層は円形のこの二重の塔は、蟇股(かえるまた)・拳鼻(こぶしばな)などの彫刻模様に室町末期の美しい様式を見ることができます。

  • 株式会社一旗 会社概要

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一旗プロデュース「徳川将軍家菩提寺 成道山大樹寺 重要文化財 大方丈障壁画VR」360°動画を公開。 重要文化財・冷泉為恭筆大樹寺大方丈障壁画をVRコンテンツとして再現。|株式会社一旗 HITOHATA,INC.

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000046440.html

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