村の「土建屋」である有限会社小松組(本社:岡山県西粟倉村大字長尾2372、代表取締役:小松隆人)は、地域が抱える課題を解決するため、『小松組コンテナプロジェクト』として借家・宿泊・飲食の3種の施設を岡山県西粟倉村にオープンします。オープンに先立って、2023年1月24日にメディア向け内覧会を開催する。
『小松組コンテナプロジェクト』は西粟倉村の地元の土建屋・小松組が取り組む地域課題解決プロジェクトです。
人口減・少子高齢化の時代の中で、ここ西粟倉は「奇跡の村」と呼ばれる様に、人口約1400人中の約200人が都会からの移住者という珍しい地域です。移住者が増えたことにより、田舎ながらに賃貸住宅や宿泊施設が足りない、外食する場所がない、といったこれまでにはなかった新たな課題やニーズが生まれています。
私たちはこの問題を解決するべく、リサイクルコンテナを活用することで資源の有効活用ができ、施工が低コスト・短納期となるコンテナハウスをベースに、移住者賃貸住宅・一棟貸の宿泊・公園の飲食棟と村内随所に様々な役割のコンテナを設置しています。
地元の土建屋として、この課題解決とともに私たち自身も楽しんで取り組む事業として、『安全第一』をブランドにこのコンテナプロジェクトは運営されています。
- 3種のコンテナ施設
■安全第一団地(賃貸住宅)
女性や若者に最適な単身移住者向けのコンテナ賃貸物件。ワンルームのコンパクトなつくりながらバス・トイレ別やスタイリッシュなキッチンなど、細かな設備やデザイン性にこだわったデザイナーズ単身住宅です。
(現在は1棟のみ入居中。2023年春に残り2棟竣工予定)■安全第一客室(宿泊施設)
長期滞在・短期宿泊が可能な一棟貸のコンテナ宿泊施設。賃貸物件のこだわりデザインをベースに、各種家具・家電が用意されているため、一泊の宿泊から一ヶ月単位での長期滞在も対応しています。
(1月26日より宿泊可能:https://anzendaiichi.jp )