「独身だけど自分の家が欲しい。」「家賃を払い続けるのはもったいない。」そう考えるシングルが増えているそうです。
一方で、「そうは言っても先立つ物が。」「この先何十年もローンが払えるんだろうか?」そんなお金の不安もついて回ります。築古の空き家を買ってリノベすれば、新築と比べて低コストで家が手に入る、と言われています。
そうはいっても空き家って怖い、と二の足を踏む人も多いのではないでしょうか。
そこで、空き家をリノベしようか?と悩んでいる方に少しでも参考になればと、この記事では普通の独身サラリーマンが空き家を買ってリノベした経験から、実際に何をして何を考え、結果どうなったかを紹介しようと思います。
今、空き家が問題に
「平成30年住宅・土地統計調査」によると、2018年の全国の空き家は約849万戸で、総住宅数に占める空き家の割合(空き家率)は、実に13.6%を占めています。およそ7件に1件が空き家で、今後も空き家は増えていくと予想されています。こうした空き家の中には、管理の行き届いていない物も多々あり、放置すれば景観の悪化や老朽化による倒壊、治安の悪化等、様々な弊害を引き起こすと考えられます。
そういった報道を目にするなかで、自分でも何か貢献できることはないだろうか?と考えていました。空き家だって立派な資源。有効活用しないともったいないと思ったのです。
リノベが空き家問題の解決策
空き家活用について多くのアイデアが出されています。この「空き家リノバニュース」でもそうしたものが紹介されているわけですが。さりとて、空き家は何百万戸もあるわけで、住戸として活用しないと、根本的な解決にならないのでは?と、考えていました。それが、私が「空き家を買ってリノベ」に興味を持ったきっかけです。
まだ独身なのに家を買うってどうなんだろう?
「独身だけど自分の家が欲しい。」「家賃を払い続けるのはもったいない。」
そう思ったことはありませんか?
私も、当初はそう思ったのですが、調べてみると、その考え古いのかもしれません。
少し前までの感覚では、「家は結婚して家庭を持ってから買う物」というイメージが強かったのです。
しかし、最近では、独身で家を購入する人が増えています。
住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」によると、単身者の割合が増加傾向にあります。
そもそも生涯独身が一般的になっているなか、今後は独身で家を買うのも普通になっていきそうです。
また、若いうち20代や30代前半であれば、住宅ローンの返済期間が長くとれることや、家賃と違って、ローンを返済すれば自分の資産になることにメリットを感じて、独身のうちに家を買う人も多いようです。
空き家とリノベ、まとめて1つの住宅ローンに出来るらしい
それでは家を買おう、ということになると、次に心配になるのはお金のことです。
なんとなくのイメージとして、更地に新築を建てるよりかは、空き家を買ってリノベした方が、コストは安そうな気がします。
その場合でも、空き家を住宅ローンで買って、加えてリフォームローンも組んでリノベする、ということだと、金利負担も増えますし、頭金も多くかかりそうな気がします。
ですが調べてみると、りそな住宅ローン<リフォーム資金セット型>のように、空き家を買ってリノベーションという一連の流れをパッケージにして、1つの住宅ローンにまとめられる、という話を見つけました。
また、リノベ不動産のように、そうしたサービスをワンストップで提供している不動産会社やリフォーム会社もあることが分かりました。
これなら、自分でも空き家+リノベで家が買えそうだという気がしてきます。
次回「どんな家に住みたいか考える」についてお話したいと思います。
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この記事を書いた人
よくばり売却 豊中北店 きどころ
もともとは、普通のサラリーマン。
空き家問題に興味を持ち、空き家をリノベして居住中。
現在は空き家問題解決の一助になれればと、
「よくばり売却」にて空き家・築古住宅の売却のお手伝いをしています。