① MRアプリケーションの特徴 CPWの実現に向けた第一段階として、テレワーク/現実のオフィスを問わず、ワークプレイスの偶発的な出会いを創出し、MR技術によりノンバーバル(非言語)コミュニケーションを強化し、テレワーカーの孤独感を軽減や偶発的なコミュニケーションを誘発するプロトタイプアプリケーションを開発しました。 在宅ワーカーはVRデバイスを通じてオフィスの仮想空間(デジタルツイン)に没入し、オフィス内に実在するオフィスワーカーのアバターと交流できると同時に、オフィスワーカーはARデバイスを通じてオフィスの現実空間に投影された在宅ワーカーのアバターと触れ合うことができる仕組みです。 2022年8月9日に実施した実証実験を通じて、在宅ワーカーの孤独感の軽減や、在宅ワーカーとオフィスワーカー両者の身振り手振りも合わせたノンバーバルコミュニケーションが可能であることを確認しました。
② 技術的なポイント
VR、ARのマルチデバイスのリアルタイム相互接続
仮想空間(BIMデータを変換)と現実空間(オフィス)の位置を合わせたデジタルツインの実現
仮想空間とセンサーデータ(リアルタイムな人の位置情報をAPI連携)との融合
コミュニケーションの解像度を上げるためにゲーム用マルチプレイヤーエンジンを利用
指の動きまで再現した高精度なハンドトラッキング
③ 各社の役割 構想/企画・BIM/IoTデータ提供・実証実験を日建設計 デジタルソリューションラボが担当し、アプリケーション開発・技術支援をホロラボが担当しました。