循環型建築ネットワーク所属の全国古民家再生協会富山第二支部(富山県射水市 支部長:笹川征一)は地域の活性化を目的に、内川地区内の空き家古民家を活用し、バリアフリー宿【禅楽】として再生することをお知らせいたします。全国古民家再生協会富山第二支部では以前より、観光庁のモデル事業としてバリアフリー整備を行った観光推進事業を推進してまいりました。そこで培ったノウハウを活用し、物理的・制度的・文化的、情緒的・心理的なバリアを排除することで誰しもが古民家の魅力を体験でき、地域の魅力を感じられることを目指し、地域の空き家古民家を活用してまいります。
目次バリアフリー宿とは
身体や精神のハンデを負っている方々でも誰しもが、心から旅を楽しむこととができる宿のことを指します。
今回、富山県射水市で開業させるバリアフリー宿は【禅楽】と命名し、意識上のバリアなく全ての方が人間本来の生き方「禅」をみつめることができる空間、そして現在の子供たちが望む未来の一字として選ぶ「楽」の字に想いを込め、この空間・想いを未来の子どもたちに繋ぐ願いをこめております。改修する古民家について
今回、バリアフリー宿として活用する空き家古民家は、「日本のベニス」と呼ばれる富山県射水市内川地区にある旧名家の方の古民家を活用した事業となります。
大きさ、造りとも素晴らしいものではありますが、現在は使用されず、地域の眠れる資産として取り扱われておりました。
しかし、造りはしっかりしているものの、築年数が経過していることから、傷みが激しい部分も多くあり、修繕が必要な箇所も多くあるのも事実です。古民家の改修に向けて
今回の古民家をバリアフリー宿に改修する計画には多額の資金がかかることが判明しました。
しかし、今この古民家改修せずに放置することは、地域のためにも所有者のためにもならないと考え、
計画を遂行することとしました。
そこで、計画の実施とともに、クラウドファンディングを立ち上げ、ご支援いただきながら、地域の活性化を皆様と進めていくことといたしました。https://camp-fire.jp/projects/view/620762
富山県射水市内川地区について
日本海に面した射水市の内川周辺は、19世紀に北前船の中継地として栄えてきた港町です。
ゆるやかに弧を描きながら流れる全長約2.6㎞の東西海から海へ結ぶ内川両岸に 漁船が連なって繋留されている風景は、春夏秋冬や時間で様々に表情を変える美しさがあり、川面に映る港町ならではの風景を堪能できます。
また、日本有数の水揚げ量を誇る紅ズワイ蟹の産地でも有名です。
富山県名産の白海老など水産資源も豊富です。本件に対するお問い合わせ
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