1970 年代の尼崎市における初の第一種市街地再開発事業跡地にて地域密着型商業施設「SOCOLA 塚口クロス」 2022年11月開業 #塚口さんさんタウン #尼崎市 #ZUTTOCITY #関西初進出

塚口さんさんタウン3 番館の建て替え事業、SOCOLA シリーズ関西初進出

　野村不動産株式会社（本社：東京都新宿区/代表取締役社長：松尾 大作）及び、野村不動産コマース株式会社(本社：東京都新宿区/代表取締役社長：矢野 忠孝)は、兵庫県尼崎市塚口さんさんタウン3番館跡地にて、地域密着型商業施設シリーズ「SOCOLA(ソコラ)」の6棟目かつ、関西初進出となる「SOCOLA 塚口クロス（以下、本施設）」を、2022 年11 月2 日(水)に開業する。

　本施設は、「塚口さんさんタウン」3 番館を建て替えて建設される、当社分譲マンション「プラウド阪急塚口駅前(421戸、内分譲415 戸・分譲中)」と商業施設で構成される複合施設の低層部分（B1~2F）に配されます。
　なお、「塚口さんさんタウン」とは阪急神戸線・伊丹線「塚口」駅南口駅前に位置する、1978 年の尼崎市における初の第一種市街地再開発事業として開発された、３棟構成からなる複合商業施設です。旧耐震基準の建物であることや商業競合環境の変化による空室の増加などから、2014 年に区分所有者により塚口さんさんタウン3 番館を建て替える方針が決定され、2015 年に当社が事業協力者として参画、尼崎市とともに駅前広場の環境整備に着手し、2018 年解体着工、今般の本施設の開業にいたります。

　本施設には、塚口さんさんタウン3 番館のキーテナントとして長きにわたり営業し、地域に愛されていたダイエーが「AEON FOOD STYLE」として再出店、地域からのニーズが高いカフェ業態の店舗「上島珈琲店」、神戸発祥のベーカリー「CASCADE」などの店舗が出店いたします。本施設は、駅前の利便性を活かしながら、人々の日々の生活をより豊かにすることを目指してまいります。

　なお本施設では、大阪梅田・西宮北口・神戸三宮などの周辺都心部に近く便利な街「塚口」におけるコミュニティの起点として、街づくりへの貢献に取り組むとともに、尼崎市の推進している「居心地がよく歩きたくなる駅前空間創出事業」とも連携し、塚口駅前広場の公共空間利活用による賑わい創出を図ってまいります。

1.阪急伊丹・神戸線塚口駅前の過去の経緯について
　SOCOLA 塚口クロスが位置する、阪急神戸線・伊丹線塚口駅南口は、尼崎市初の第一種市街地再開発事業(1971 年 都市計画決定告示、1978 年 事業完了)として整備されたエリアです。戦前より環境の良い住宅地として発展していましたが、尼崎市北部の玄関口にふさわしい街づくりを目指して再開発が実施され、駅前広場をはじめとした公共施設の整備と、塚口さんさんタウン1 番館・2 番館・3 番館の3 棟の開発がなされました。

　再開発を通じて、塚口駅南口は商業集積地として賑わい、塚口さんさんタウンは地域のランドマークのひとつとして市民の皆さまに親しまれていましたが、商業競合環境の変化による空室の増加や旧耐震基準の建物であることへの懸念等から、2014 年に区分所有者により「塚口さんさんタウン3 番館」を建て替える方針が決定されました。2015 年の当社参画以降、尼崎市とともに歩行空間の改修など駅前広場の環境整備にも着手し、今般本施設の開業をすることとなりました。

２. 「SOCOLA 塚口クロス」について
（１）コンセプト
　当社グループでは、新たな価値創造を通じ社会課題の解決を図るべく、「利便性」「快適性」「安心・安全」に優れた多機能な街づくりを推進しております。その街づくりにおいて、地域密着型商業施設シリーズ「SOCOLA」は、住まう方々の日常利便性を高め、日々訪れたくなるコミュニティを創出する商業施設として展開しております。「SOCOLA塚口クロス」は、その第６号物件かつ関西地区初進出となり、「地域住民のパートナー」として親しみやすく愛される施設となることを目指して誕生いたします。

ポイント①：地域のお客様の生活基盤となる食料品ゾーン
　本施設では、地域密着型の商業施設として日常的に利用が見込まれる食料品ゾーンを強化しております。地下
１階には「AEON FOOD STYLE」が再出店し、高品質グロッサリーストア「パントリー」、神戸発祥のベーカリー「CASCADE」、食パン専門店「乃が美」、オーガニック専門店「オーガニックプラザ」など、食料品の店舗を豊富に誘致することで、駅前の利便性を活かしながら地域の方の生活基盤となることを目指してまいります。

ポイント②：駅前広場との連携
　1 階に隣接する駅前広場では、尼崎市が「居心地がよく歩きたくなる駅前空間創出事業」を進めており、尼崎市
北部の玄関口として、公共空間利活用による賑わいの創出や官民連携の取組みを目指し、本施設においても、
店舗の営業活動等を通じて街の賑わいづくりに貢献してまいります。

ポイント③：プラウド居住者の利便性向上
　全421 戸の「プラウド阪急塚口駅前」へ２階で接続する計画により、プラウド居住者は雨の日や日差しの強い
日なども、天候を気にせず快適にお買い物をしていただくことが可能となります。

（３）商環境計画

（４）店舗一覧

３．施設概要
所在地　　　　　　　　兵庫県尼崎市南塚口町二丁目１番３号（住居表示）
交通　　　　　　　　　阪急神戸線・伊丹線「阪急塚口」駅 徒歩1 分
構造・規模　　　　　　RC 造地上16 階、地下2 階（商業部分：店舗B1F～2F、駐車場B2F）
敷地面積　　　　　　　6,485.69 ㎡
商業施設専有面積　　　6,055.77 ㎡ (内、当社取得床 4,158.81 ㎡)
店舗数　　　　　　　　27 店舗（予定）
商業駐車場台数　　　　76 台
商業駐輪場台数　　　　335 台
商業施設開業予定　　　2022 年11 月2 日（予定）
商業施設HP・・・ https://socola-sc.jp/
住宅供給計画・・・プラウド阪急塚口駅前（421 戸、内分譲415 戸） 分譲中
住宅販売HP・・・ https://www.proud-web.jp/mansion/w130960/

４．周辺地図

5.（参考) 当社グループの尼崎市における事業展開について
（1）プラウド阪急塚口駅前
　プラウド阪急塚口駅前は、沿線最大規模・全421 戸(内、販売対象415 戸)の分譲マンションです。可変性のあ
る集会室やラウンジを設けるなど、子育てや世代交流に配慮した共用部を計画しており、また、各階へのゴミステーション設置、エネコック（※）の搭載等、省エネ性に優れた住まいを実現する設備を導入しています。
なお、尼崎市は、暮らしやすい新しい未来の街づくりに向けて、SDGs 推進に積極的に取り組んでいます。野村不動産は本プロジェクトの推進にあたり、「暮らしやすさ」を実現するさまざまな機能・サービスを探求し、環境配慮、地域経済活性化、社会課題への貢献等、3 つの要素を満たした付加価値の高いマンションを認定する尼崎版「SDGs スマートマンション」の第1 号事業となりました。

※エネコックについて
enecoQ（エネコック）は、電力をマンションでまとめて購入（一括受電）し、太陽光発電などの自然エネルギーとインターネット（ICT）を組み合わせて、マンション全体のエネルギーをマネジメントするシステムです。

（2）ZUTTOCITY
　「ZUTTOCITY（ズットシティ）」は、JR 宝塚線「塚口」駅前における、総開発面積約8.4ｈａの駅前複合再開
発プロジェクトです。旧製菓工場跡地の再開発地内に、駅前広場、駅ビル、商業施設、住宅(分譲マンション(プラウドシティ塚口)・戸建（プラウドシーズン塚口）合計 1,271 戸)及び提供後援を整備しています。
「ずっと暮らしたくなる街」を目指し、多くの世代が触れ合える充実したコモンスペースや、約8000 ㎡の「みんなの森」を配しており、同敷地全体の25％以上が緑地となっています。また、地域通貨ポイントを連携させたデマンドレスポンスによる、特定の自治体全域にまたがる省エネ・地域活性化の取組みを日本で初めて実施いたしました。
なお、同プロジェクトは同コミュニティにおける省エネの取組みや、地域通貨ポイントの取り組みが評価され、尼崎市による「尼崎版スマートコミュニティ」に認定されており、また、2018 年、グッドデザイン賞に選ばれております。

6．野村不動産グループの商業事業の主なシリーズブランド
【SoCoLA シリーズ】
当社グループでは、新たな価値創造を通じ社会課題の解決を図るべく、「利便性」「快適性」「安心・安全」に優れた多機能な街づくりを推進しております。その街づくりにおいて、住まう方々の日常利便性を高め、日々訪れたくなるコミュニティを創出する商業施設として、地域密着型商業施設シリーズ『SoCoLA』を展開しており、「地域住民のパートナー」として親しみやすく愛される施設となることを目指しています。

1970 年代の尼崎市における初の第一種市街地再開発事業跡地にて地域密着型商業施設「SOCOLA 塚口クロス」 2022年11月開業｜野村不動産ホールディングス株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000438.000025694.html