~マンション編、一戸建て編ともに1位「駐車場」~
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)は、2022年1月~6月の間にマンション、一戸建ての購入を検討している顧客を担当したことがある全国のアットホーム加盟店を対象に実施。調査結果をもとに、『不動産のプロが選ぶ!「2022年上半期 問合せが多かった設備~購入編~」ランキング』を発表した。
<トピックス>
■2022年上半期 問合せが多かった設備~購入編~
- マンション編1位 駐車場(近隣含む) 43.8%
一戸建て編1位 駐車場(近隣含む) 53.8%
不動産のプロが出会ったお客さまの住まい探しエピソード
<マンション編>
・あるご高齢のお客さまは、今後車の運転が難しくなるため、駅近の利便性の良いマンションを探していました。(和歌山県)
・EV車両の充電設備の有無に関する問合せを何件か受けました。(兵庫県)<一戸建て編>
・土地が広く、自然環境の良い場所を希望されるお客さまが増えました。(大阪府)
・電気代が上がっている関係で、太陽光発電の設置を検討するお客さまがいました。(福岡県)<不動産のプロが選ぶ!「2022年上半期 問合せが多かった設備~購入編~」ランキング 調査結果>
- ≪マンション編≫ 1位 「駐車場(近隣含む)」 43.8%
Q.2022年1月~6月の間に、マンションの購入を検討しているお客さまから、問合せが多かった・人気のあった設備を教えてください。(複数回答)
不動産のプロである不動産会社の方に、2022年上半期に問合せが多かったマンションの設備を聞いたところ、「駐車場(近隣含む)」が1位でした。不動産会社のコメントでは「マンションは敷地内の駐車場が1台しか借りられないことが多いので、近くに駐車場がある物件を探していた」「敷地内の機械式駐車場に収まらない大型車を所有しており、希望の物件ではあったものの購入を断念したお客さまがいた」などコメントが寄せられました。複数の車や大型車を所有している人は、駐車場の台数・高さの確認が必要です。また「EV車両の充電設備の有無について確認された」というコメントもあり、現代ならではのニーズも見受けられました。
次いで2位は「エレベーター」でした。不動産会社からは「高齢のお客さまはエレベーターを必須としていた」など、利便性だけでなくバリアフリー観点でも需要が高い設備ということが分かりました。
そして3位は「オートロック」、6位は「モニタ付インターホン」で、防犯関連の設備が上位にランクインしました。不動産会社からは「防犯面で重視するお客さまが増えた」とのコメントがあがり、今後も重要視される設備の一つです。■不動産のプロが出会ったお客さまの住まい探しエピソード
<2022年上半期 問合せが多かった設備~購入編~:マンション編>
- 資産価値を重視されており、お子さまの学区が変わっても将来売却・相続の場合もある程度の価値が見込める立地にこだわるお客さまがいました。(岐阜県)
- 最近は投資物件を探すお客さまが多く、特に20~30代の方が中古マンションを検討していました。(東京都)
- 販売金額はもちろんですが、管理費や修繕積立金、駐車場などの固定費を参考に購入されている方が多いと思いました。(静岡県)
- 夏の暑さが厳しくなってきたため、北側の部屋を希望するお客さまがいました。(福岡県)
- ≪一戸建て編≫ 1位 「駐車場(近隣含む)」 53.8%
Q.2022年1月~6月の間に、一戸建ての購入を検討しているお客さまから、問合せが多かった・人気のあった設備を教えてください。(複数回答)
不動産会社の方に、2022年上半期に問合せが多かった一戸建ての設備を聞いたところ、マンション編と同様に「駐車場(近隣含む)」が1位でした。不動産会社からは「ご家族の人数が多いため、駐車場の台数を気にされていた」「駐車場は2台分確保できる物件、あるいは1台は敷地外でも近くに確保したいという要望が数件あった」など台数に関する声が多数寄せられました。
2位は「システムキッチン」でした。システムキッチンは、調理台や流し台、コンロなどが一体化された台所のことで、空間を有効的に使えるなど利点があります。不動産会社からは「キッチンまわりは意識するお客さまが多い」という声があがり、人気設備の一つであることが分かりました。次いで3位は「追焚き機能」で、いつでも快適な温度で湯船につかることができるため、家族の人数が多いファミリー世帯を中心に人気が高いようです。
4位は「トイレ2カ所以上」で、不動産会社からは「2階建ての場合、2階にもトイレが欲しいというお客さまが多いです」「トイレが1階にしか設置されてない家は、2階の収納を改装してトイレを追加されるお客さまが多い。テレワークの影響が感じられる」というコメントがあがり、現代の生活ニーズが反映されています。■不動産のプロが出会ったお客さまの住まい探しエピソード
<2022年上半期 問合せが多かった設備~購入編~:一戸建て編>
- 家庭菜園や趣味等で使える庭のスペースを希望するお客さまがいました。(静岡県)
- ハザードマップを参考に災害リスクの少ないエリアで、将来子どもができたときのために教育施設や公園などが近くにある物件を探されていました。(広島県)
- 昨今、新築戸建の価格が一気に上昇し、土地の価格が上がっていることから中古住宅の購入が多かったと感じます。また中古住宅をリノベーションし、数年後に家族構成により建替え等を検討するお客さまがいました。(埼玉県)
- 建替えした場合に、土地面積を有効活用できるかどうかを気にされていました。(兵庫県)
- 家族が新型コロナウイルス感染症に感染したのを想定して、トイレ2カ所で探されているお客さまが多くなりました。(宮城県)
<調査概要>
■調査対象
・マンション編…「2022年1月~6月の間に、マンションの購入を検討しているお客さまを担当したことがある」と回答した全国のアットホーム加盟店 495店
・一戸建て編…「2022年1月~6月の間に、一戸建ての購入を検討しているお客さまを担当したことがある」と回答した全国のアットホーム加盟店 658店
■有効回答数
・マンション編…495サンプル
・一戸建て編…658サンプル
■調査主体
アットホーム株式会社
■調査方法
インターネットによるアンケート調査
■調査期間
2022年7月28日(木)~8月4日(木)
不動産のプロが選ぶ!「2022年上半期 問合せが多かった設備~購入編~」ランキング|アットホーム株式会社